受賞者一覧
食品流通部門
【功績申請の概要】
卓越した指導力により、水産物流通業界が抱える諸問題、特に、食の安全・安心に関する諸問題の解決に率先して取り組み、水産物流通における安全・安心の確保に多大な貢献。例えば、平成24年頃から生じた豆アジやシラスにフグの稚魚が混入したまま流通する事案について、水産物卸業界も消費者の信頼を得るための行動を起こすべきと提唱し、平成25年8月には「フグ混入防止」のためのパンフレットを作成するとともに、各都道府県の衛生・水産所管部署に対し混入防止のための協力を依頼し、同時に、会員に対しては混入防止策の徹底を指示・要請する等、主導的に対策に取り組んだ。また、大学の研究者に実態解明に繋がる調査を依頼し、その結果、「仮にフグ稚魚の混入したシラスを食しても健康被害はない」との調査結果が学術誌に発表される等の学術成果を得た。
【功績申請の概要】
本組合は、平成12年から、全日食チェーンの13番目の地区本部として、8企業12店舗でボランタリーチェーン活動を開始。卸主宰などの各種ボランタリーチェーンが衰退していく中、全国チェーン組織のメリットを活かし、小売主宰のボランタリーチェーン化を進め、平成28年3月末現在、長野県内を中心に、山梨、群馬の一部地域を含む3県内の20組合員29店舗が加盟するまでに成長。
【功績申請の概要】
温厚篤実な人柄で、その卓越した見識に基づく極めて活動的な行動により、単に水産物流通業界のみならず生産サイドから実需サイドに至るまで水産業界全体から広く信望を集めている。
【功績申請の概要】
平成26年7月に市場移転を行い、これにより立地環境の改善、自動車排ガスの排除によるクリーンな環 境の確保、冷蔵売場の充実による青果物の品質劣化の防止が可能となり、近代的な青果卸売市場を実現した。