受賞者一覧
食品産業部門<経営革新タイプ>
【功績申請の概要】
M&Aを求める企業に対し、両社が持つ高い技術力を融合させることで需要期の生産力強化と労働者確保の柔軟性、商品見直しの合理化、技術力を武器とした新製品開発、これらのシナジー効果による経営基盤の安定など、大手企業にはない機動力と柔軟性をもった経営ができると、業界内での M&A推進役を果たしてきた。その考え方と取組の実績を認めたメインバンクも積極的に協力し、平成18年のM&Aをはじめとして、次々と寄せられる相手先からの要請に応え着実に取組みを進め、副社長及び社長在任15年間で6社のM&Aを実施している。
【功績申請の概要】
(食品の製造・加工に関する新技術の開発)
2011 年「液体を燻煙する方法およびその装置」として特許を取得。無添加でありながら今までにない香りの調味料の製造販売を実現した。
【功績申請の概要】
(栄養・健康に配慮した食品の開発)
【噛むこと・飲み込むことに配慮した食品への取り組み】
〇製造している冷凍食品の総菜は、自然解凍で食べることができ、栄養バランスの良い食事が手軽に提供でき
ると好評を得ている。その中でも介護食の認定マークを取得している商品(UDF商品とスマイルケア食)やYSシリーズ(通常よりも柔らかい冷凍総菜シリーズ)は、特に人手不足が深刻化している病院や老健施設で、高齢になり噛む力や飲み込む力が衰えた患者さんや入居者の方々にも安心して提供できると評価されている。
【功績申請の概要】
【経営の近代化・合理化、生産性の改善向上等】
グローバルピッグファーム株式会社は、全国各地の家族経営の養豚農家44戸が共同出資して設立された養豚生産者が経営する会社であり、子会社の食肉センターを軸に、生産から流通、販売までを統合して「日本で一番おいしい豚肉をつくろう」を合言葉に、前例のない「ポークチェーン(養豚における6次産業化)」を展開している。