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受賞者一覧

令和7年度/第47回受賞者

食品流通部門(2025)
農林水産大臣賞

霞ヶ関キャピタル株式会社

代表取締役:河本 幸士郎
所在地:東京都千代田区
業種:不動産業

【功績申請の概要】

  • 多様化するニーズに対応し冷凍冷蔵に特化した物流施設を全国で、計画中を含み18棟を事業化。開発する倉庫は“賃貸型・マルチテナント型”として区画単位で賃貸可能で、冷却設備も標準装備しており初期費用を押さえ中小事業者や新規参入企業も柔軟に利用可。
  • 物流業界・運送業における人手不足を背景に、倉庫の自動化・省人化を推進し、非接触・非対面化や24時間自動管理を実現。物流事業開始から5年で全国に13棟の倉庫を竣工。地域ごとの食品流通拠点として安定供給を支援。
  • 冷凍食品ニーズやEC拡大に伴う倉庫不足、老朽化した既存施設の建て替え需要を背景に、2021年に三菱HCキャピタルと合弁会社を設立し、2025年8月までに6物件を竣工。
  • 2025年9月、函館市と「地域活性化」に関する連携協定を締結。食品製造拠点としての優位性や豊かな環境を活かし、企業誘致・雇用創出を目指す。
    また、フロン規制を見据え、自然冷媒を全施設に導入。さらに太陽光発電や高断熱設計、自動温度管理も採用し省エネと温室効果ガス削減に貢献。

●功績申請の具体的内容

〇(1)食品流通の近代化・高度化の推進
①共同事業の推進
冷凍食品ニーズやEC拡大に伴う倉庫不足、老朽化した既存施設の建て替え需要を背景に、2021年に三菱HCキャピタルと合弁会社を設立。2025年8月までに6物件を竣工。業界全体の保管力向上と需給安定化に貢献。
②新たな商流システム・技術への取組み
埼玉県三芳町の自社開発倉庫で小口・短期保管サービスを開始。1日1パレットから利用可能で、2024年11月のローンチ以降利用登録者数は右肩上がりで拡大を続けている。
③食品流通の近代化・高度化(DX事例)
物流業界・運送業における人手不足を背景に、倉庫の自動化・省人化を推進し、非接触・非対面化や24時間自動管理を実現。2025年7月時点では、自動倉庫内での人的エラー、ピッキングミスともに0件となっている。

 

〇(2)顧客サービス等の充実
①多様化するニーズへの対応
冷凍冷蔵に特化した物流施設を全国で18棟開発。開発する倉庫は“賃貸型・マルチテナント型”のため、区画単位で賃貸可能であり、冷却設備も標準装備であることから初期費用を押さえた利用が可能。中小事業者や新規参入企業も柔軟に利用できる。
②環境対応
フロン規制を見据え、自然冷媒を全施設に導入。さらに太陽光発電や高断熱設計、自動温度管理も採用することで省と温室効果ガス削減に貢献。
③顧客サービス
グループ会社が提供する冷凍保管サービスではWeb予約システム等を導入し、電話・FAX不要で手続き可能になりスムーズな利用環境を実現。

 

〇(3)業界や社会への貢献
①全国展開による組織強化
物流事業開始から5年で全国に13棟の倉庫を竣工。開発中案件の含むと20棟以上に上り、今後も地域ごとの食品流通拠点として安定供給を支えていく。
②業界課題への指導的役割
季節波動の平準化を目標に、需給変動に柔軟対応することで、収益機会の拡大と持続可能な物流インフラ構築に貢献。
③社会・業界への貢献
NHKやWBSなどテレビ放送で情報発信や、内覧会・セミナーを開催。食品物流の高度化や課題解決事例を広め、業界全体の意識向上とネットワーク活用を促進。

 

〇(4)農林水産業への寄与
①函館市との連携協定
2025年9月24日、函館市と霞ヶ関キャピタルが「地域活性化」に関する連携協定を締結。食品製造拠点としての優位性や豊かな環境を活かし、企業誘致・雇用創出を目指す。
②物流インフラの整備(目標)
冷凍倉庫を全国ネットワーク化し、複数事業者で情報を共有。生産者や食品企業が適切なタイミングで出荷できる仕組みを構築し、安定供給を支援。
③地域産品の付加価値維持(目標)
全国に倉庫を整備し輸送効率を高めることで、農水産物の鮮度・品質を保持。産直品や返礼品の出荷拡大とブランド価値維持につなげる。