食品産業優良企業等表彰

【功績申請の具体的内容】

【栄養・健康に配慮した食品の開発】

○開発・製造状況

・高カロリー高タンパク質の食品として、高カロリー豆腐を開発し、昨年11月に発売しました。その後、同コンセプトにてデザートを開発中

○製造方法の改良・高度化

・高カロリー豆腐については、豆腐の美味しさを維持しつつ、高カロリーにすること。中鎖脂肪酸を加えカロリーを上げながらも、大豆固形分を維持したんぱく質量を通常の豆腐と同等量にした。脂肪分の分離が起きないように乳化剤の使用と脂肪球の極小化を行い、分離が起こらないようにしている。また、弊社の豆腐の特徴であるロングライフ製法により、賞味期間を45日に設定できた。

○    研究・開発体制について

・開発・技術戦略本部に、開発部、SOY事業推進部、技術戦略部があり、基礎研究を技術戦略部が行い、研究で得られた知見をもとに、商品カテゴリーにより開発部及びＳＯＹ事業推進部にて商品開発を担当している。高カロリー豆腐については、ＳＯＹ事業推進部が担当した。

（栄養・健康に配慮した食品の普及）

○販売方式や販売ルートの工夫等による販売促進

・問屋だけに頼らず、自社営業担当から施設等への直接営業を行っている。

・会社公式のフェイスブックを用いた商品案内と連動したＥコマースによる直接販売を行っている。

・主婦層へ向けて、料理雑誌（おかずのクッキング2016年8・9月号）への広告掲載を行った

○市場開発・普及度

・業務用営業部による地道な営業活動で、病院、施設等の管理栄養士様に紹介をさせていただいています。今後、活動の成果を期待しております。

・メディケアフーズ展への出品を行い、アピールしました。専門家からの評判は上々であった。

・昨年度は、新聞やテレビ番組等で数多く取りあげられ注目度はあがっている。

・各エリアの生協に於ける、共同購入のカタログ販売では、定期的な販売が為されている。

○地域の栄養・健康関連の諸機関との連携・協力）

・鈴鹿医療科学大学及び三重県健康福祉部、農林水産部及び地域の高齢者介護施設等と連携し、高カロリー豆腐及びデザートの開発及びエビデンス取得に向けたヒト試験等を行う体制で取り組んでいる。

○社会（地域）への貢献

・・地場産原料（大豆等）を原料として使用しています。新規デザートついても、同様に地場産原料の使用を視野に入れ、原料情報は三重県農林水産部からいただくようにしている。

・地域の高齢者施設や在宅の高齢者に対し、介護予防のための食品として普及に努めている。

（原料原産地表示の取組み）