ページTop

受賞者一覧

平成28年度/第38回受賞者

団体部門(2016)
農林水産省食料産業局長賞

海内 暉正

所属:富山県パン・学校給食米飯協同組合(理事長)
所在地:富山県 氷見市
業種:パン製造

【功績申請の概要】

  • 平成2年に、父が就いていた富山県パン・学校給食米飯協同組合の監事を引き継ぎ(6年まで)、その後10年間理事を務める。監事・理事の職にあるとき、総会時には議長を務め理事長の仕事を補佐し理事長を支えた。平成18年5月には、理事の職から理事長に推挙された。理事長に就いてからは、学校給食のあり方や、円滑な運営に尽力してきた。
  • 富山県産コシヒカリの米粉を使用した米粉パンの製造、普及に取り組み、特に米粉用米を使用したパン給食の導入に尽力し、今では、県下の殆どの小中学校で米粉パンが使われている。(年間25トン)
  • 製パン技術の向上のため、製粉製造関係・酵母製造関係企業等から講師を招聘し技術取得のための講習会や販売促進に関する講習会等を毎年実施している。また、衛生対策、事故防止あるいは食品の安全対策、表示問題などに早くから取り組み、会員への啓発、指導、助言など業界全体の振興発展に大きく寄与している。

(経歴、人格、識見)

○ 昭和35年以来、パン製造業に専念し、創意工夫と旺盛な研究心から常に消費者ニーズに即した新しい商品への

取組を行いながら、積極的に会員相互の交流を深めるとともに、各種研修会を積極的に開催し、会員の資質向上に

努めるなど大きな指導力を発揮している。

また、富山県食品産業協会理事を18年から(現在5期目)務めるなど、富山県食品業界の中での人望も厚い。

 

(し界の発展への寄与について)

○団体における活動

平成2年に、父が就いていた富山県パン・学校給食米飯協同組合の監事を引き継ぎ(H6まで)、その後10年間理事を務

める。監事・理事の職にあるとき、総会時には議長を務め理事長の仕事を補佐し理事長を支えた。

平成18年5月には、理事の職から理事長に推挙された。理事長に就いてからは、学校給食のあり方や、円滑な運営に尽

力してきた。

○団体の発展への寄与に

・衛生対策、事故防止あるいは食品の安全対策、表示問題などに早くから取り組み、会員への啓発、指導、助言など業

界全体の振興発展に大きく寄与されている。

・また、大手メーカーとの競争激化が進む中、差別化を図るために組合員を対象に深層水、内麦など新しい素材を取り入

れたパン作りの研究にも積極的に取り組んだ。

○業界における活動

・消費者の食品に対する品質や安全性に対する関心が一層高まる中、「安心・安全」な富山県産コシヒカリの米粉を使用

した米粉パンの製造、普及に取り組むなど、業界の発展に貢献している。

長年、業界の理事長としてリーダーシップを発揮し、会員の厚い信頼がある。

○業界の発展への寄与

・製パン技術の向上のため、製粉製造関係・酵母製造関係企業等から講師を招聘し技術取得のための講習会や販売促

進に関する講習会等を毎年実施している。

また、組合の役員として共同販売や学校給食の加工事業の円滑な運営に努めている。

氏が理事長となってからは、県が主催する食のイベントに参加し、県内産米粉を活用した米粉パンのPRにも力を入れる様に

なった。

○社会・地域経済における活動

・平成18年度より(現在5期目)富山県パン業界の代表として、富山県食品産業協会の理事に就任しており、業界の活性

化に尽力している。

・米粉パンの製造や各種イベントにおける試食など、その普及活動は消費者の健康志向を刺激し、地域経済の活性化に貢

献している。

・また、地域住民に対し、パン作りの体験会や調理パンの講習会を開催するなど、パンの魅力を発信し、消費拡大に尽力し

ている。

○社会・地域経済の発展への寄与

・県パン・学校給食米飯協同組合のリーダーとして、早くから米粉用米を使用したパン給食の導入に尽力している。今では、

県下の殆どの小中学校で米粉パンが使われている。(年間25,000kg)

・富山県産コシヒカリの米粉使用による米粉パンの製造及び普及の取り組みは、食用米の転作として生産している米粉用

米の消費に繋がり、少なからずとも富山県農業の支えとなり、地域経済・農業の発展に寄与している。