大塚製薬株式会社 清涼飲料
軽量化・薄肉化・小型化 詰め替え化 簡易包装 リユース 易リサイクル化 その他
ペットボトル軽量化・薄肉化・小型化易リサイクル化 ■軽量化・薄肉化・小型化
■易リサイクル化
2007年6月に、日本で初めてとなる『陽圧無菌充填方式』を採用した500mlペットボトルを開発し、約30%のリデュースを実現した。このペットボトルは、キャップ開栓前までは、流通過程における十分な強度を保ち、開栓後はしなやかな感触に変化するため、飲用後はラベルがはがしやすく、また子供でも容易につぶせるため、リサイクルに適しており、平成19年度容器包装3R推進環境大臣賞の製品部門において、「最優秀賞」を受賞している。
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2009年8月からは、ポカリスエット900mlPETボトルにおいても、自社でPET樹脂からプリフォームを生産し、プリフォームをブロー機によって膨らませ900ml PETボトルを作り、「陽圧無菌充填方式」を採用することにより、従来容器より約30%(当社900ml PET ボトルの従来容器重量約41gから、エコボトル約29g へ約12g の軽量化)の減量化を実現した。
ポカリスエット900mlエコボトルは、容器のリデュースとともに、ボトルの「持ちやすさ」、「リサイクル時のつぶしやすさ」など、利用者のユーザビリティ(使いやすさ)にも配慮している。形状は、従来の角形からより手になじみやすい丸形に変更し、ボトルの中央部には “くびれ” を設け、女性でも片手で持ち運びやすいようにした。さらに、ボトルの減量化により薄くなった側面には、リブ(波状の溝)をつけ、強度を持たせた。これにより、PET樹脂では年間約276トン(12g 軽量化/本×年間製造販売本数約2,300万本)、またCO2排出量に換算すると、年間約882トン※の削減効果が見込まれる。
また、同時にラベルの厚みを約20%薄くし、1gの減量化を図った。
※CO2算出基準:「平成15 年度 容器包装ライフサイクル・アセスメントに係る調査事業 報告書」 財団法人 政策科学研究所 2004 年5月
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詰め替え化 ■その他2007年度から、空ボトルの自社生産を開始し、国内3工場でプリフォーム(PETボトルの原型)の調達に切り替えている。プリフォームの搬送に切り替えることで、本来のPET樹脂削減量のみならず、国内物流上においてもCO2排出量を削減することが可能となった。
プラスチック製品軽量化・薄肉化・小型化 ■軽量化・薄肉化・小型化
各種PETボトル用ラベルに使用している延伸ポリスチレンフィルムの厚みを、従来の60ミクロンから50ミクロンへ可能な限り順次、薄肉化し、2L入り製品を除いたすべての製品に採用した。(約17%の軽量化)
また、ラベルの取り外しが容易になるミシン目を業界にさきがけて導入している。ポカリスエット500ml用ラベルでは、さらに厚みを50ミクロンから40ミクロンへ薄肉化し、約17%の減量化を実現しており、さらなるプラスチックの削減効果が見込まれる。
ポカリスエットやエネルゲンの粉末製品用、カロリーメイトゼリー用のパウチフィルムでは、使用しているアルミ箔の厚みを従来の9ミクロンから7ミクロンに薄肉化した。これにより、パウチフィルムとして約5%の軽量化が実現し、アルミの使用量も年間使用量に換算して12t以上減量している。
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また、カロリーメイトブロック(佐賀工場)やザ・カルシウム、乳児用ポカリスエット粉末製品に使用している個装箱の集積包装用ラップフィルムの厚みを30ミクロンから25ミクロンに変更し、約17%の軽量化。これにより、年間使用量として約3.6tの減量となっている。
[ 情報登録日:2010年3月19日 ]
出典
大塚製薬環境社会報告書2005、2006、2007、2009
PACKPIA 2005年11月号
食品包装2007年10月号