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ウインナーソーセージにプラスチックのような塊

 製品分類
  食肉加工品/あらびきウインナーソーセージ
 事故分類
  危害異物/骨、燃焼試験、蛍光X線分析
 事故内容
  食べていたら歯に当たるものがあって衝撃をうけた。口から出してみるとプラスチックのような大きな塊だった。
 調査結果
 

(1)このクレーム品は直径5mmの若干凹凸のある乳白色の球状の塊で、目視検査では原料として使用した豚肉に付着した骨の一部と推定できましたが、確認のためプラスチック類の燃焼試験、さらに専門機関に依頼して蛍光X線分析による分析を行いました。燃焼試験では煙、臭い、燃焼のしかたなどから、プラスチックではないことが分かりました。蛍光X線分析では骨に特有のリン、カルシウムが多量に検出されました。これらの結果からクレーム品は骨の一部であることが分かりました。

(2)クレーム原因



1)あらびきウインナーソーセージでは食肉を細切するために使用する肉挽機のプレート(目ざら)の目が5〜7mmであるためにこの骨片が通過して混入してしまったと考えられます。

 対策
  この場合、鋭利な切断面などがなく、また歯を傷めるなどの直接的な危害は発生していませんが、夾雑物とはいえ骨片が大きく、原料段階で除去するように努めなければなりません。

(1)原料供給メーカー(食肉処理場)に骨を十分に除去するよう理解してもらい、使用者の立場から指導します。

(2)原料処理段階では肉が大きく(もも肉、かた肉など)骨のある部位が分かり易く除去し易い。作業者にも危害発生の可能性と除去の重要性を伝え理解を得たうえで具体的な指導を徹底します。

(3)今回のように大きな骨片が製品に混入する場合は、比較的大きな骨片が原料肉内に付着残存し、これが肉挽機のカッターで砕かれて製品に混入してしまう場合がかなりあります。その場合、残りの大きな骨の塊が肉挽機に残存していることがあります。これを原料供給メーカーに提示して作業者に危害発生の恐れがある夾雑異物として直接確認してもらい改善を指導するのも一つの方法です。