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アメリカンドックにかび

 製品分類
  食肉加工品/アメリカンドック
 事故分類
  かび/フローズンチルド食品、ペニシリウム属
 事故内容
  アメリカンドックを買い、あたためて食べようとして開封したらかびのようなものがついていた。
 調査結果
 

(1)この製品はフローズンチルド食品として流通しているタイプの製品でした。

(2)クロラムフェニコールを添加したポテトデキストロース寒天培地に生育したかびを顕微鏡観察した結果、ペニシリウム属のかびであることが分かりました。

(3)クレーム原因



1)油ちょう工程〜包装工程の間でかびで汚染された可能性があります。 2)解凍後冷蔵食品(フローズンチルド食品)としての温度管理が不適切で品質保持期限内の保管・流通温度が10度以上に上昇したためにかびが発生したと推定できます。

 対策
  (1)フローズンチルド食品の最も重要な管理点は販売段階における解凍作業です。受入れ規格を設定し包装状態、品温、官能検査など、必要な場合には細菌検査を行い、結果は「受入検査日報」に記録します。

(2)保管中の温度(−18度以下)と期間を管理し記録します。

(3)解凍温度・時間を制御して解凍中の細菌増殖を抑え、解凍最終温度を低温に保持します。

(4)解凍施設・設備、解凍装置、機械器具、作業者、解凍媒体(空気、水)など作業環境からの2次汚染を防止するようにします。

(5)解凍後は低温(5度以下)で保持するようにします。

(6)販売段階では1日の需要を予測して、毎日適量を解凍するようにします。

(7)販売段階(解凍後)ではチルド温度帯(ショーケースの庫内温度)を確実に守るように温度、品温を管理する必要があります。