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市販弁当を購入後直ぐに食べたところ芯があり口当たりが悪かった

 製品分類
  弁当・調理パン/白米弁当
 事故分類
  変質/ひび割れ米、精米年月
 事故内容
  平成13年5月2日にコンビニエンスストアで弁当を購入し、帰宅後すぐに食べたところ芯があり口当たりが悪かったので苦情を申し立てた。
 調査結果
  (1)コンビニエンスストアに納入されるプラスチック容器詰め白米弁当の製造工程の概略を示すと下記のようになります。

(2)ご飯の美味しさの基準は明確ではありませんので食べる人の感覚によって変わりますが、一般的には適度の硬さと粘りがあり、米粒が適当な間隔で付着しているものは噛み具合が良いので美味しいとされています。

(3)ご飯の硬さや歯応えは原料米の種類によって変わることが多く古米や輸入米を原料としたご飯は国内産の新米を原料としたものに比べると口当たりが悪いとされています。問題のご飯は新米を使用したものでした。

(4)しかし問題のご飯の原料として使用された国内産の新米(産年は12年と表示)と称されるものは精米後3ケ月以上が経過(精米年月日は13年1月19日と表示)していましたし、米粒が胴割れしておりました。

 対策
 

(1)胴割れ米やひび割れ米を使用したご飯は米を研いだり、炊いている間に米粒の外部から亀裂を生じために芯があるような感触のご飯物となりますので原料米の保管場所の温度は15度程度、保管期間は2ケ月以内にすることが必要です。

(2)また容器詰め弁当製造時の各過程での処理時間を定めておき(例えば洗米は5分間、水浸漬は30〜60分、炊飯は20〜30分、蒸らしは10〜20分)それをきちんと守るようにします。

(3)製品は長時間放置せず30分以内に10度の保管場に移し炊飯後20時間以内に消費されるように管理します。

 

  【参考文献】   小出章二ら:食科工誌 48巻1号 (2001)