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レトルトパウチ詰め五目飯に白い色の異物混入

 製品分類
  弁当・調理パン/五目飯
 事故分類
  その他異物(夾雑物)/チロシン、加熱溶出 
 事故内容
  スーパーマーケットで2袋購入し、半月後に加熱して茶碗に盛りつけたところ1つの袋に白い色の異物が混入していた。
 調査結果
  (1)通常の五目飯は米、野菜、木の実、油揚げ等を主材料とし、しょうゆ、食塩、清酒で淡く味付けした主食的なものです。分析した結果、その白色の物質はチロシンであることが確認されました。

(2)ロシンはアミノ酸の一種で、この五目飯の副材料として使用された竹の子に含まれていたものですが、レトルトでの加熱(120度)によって調味液中に溶出し冷却後、米飯中で結晶になったものが喫食時の加熱で溶けずに発見されたものと思われます。
 対策
 

(1)副原料として使用する竹の子中のチロシンの濃度は竹の子の原産地によってかなり異なりますので購入に際しては産地などを事前に調査しチロシン含量が少ないものを選ぶようにします。

(2)チロシンの析出を防止するためには使用する竹の子が部分的に脱水されないように調理加工の際には迅速に取り扱うことが必要です。

 

  【参考文献】   全国食品衛生監視員協議会編:食品苦情処理事例集 p.14(1992)