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プラスチック製 65ml容器入り乳酸菌飲料にプラスチック片混入

 製品分類
  乳・乳加工品/乳飲料
 事故分類
  その他異物(夾雑物)/ポリスチレンの塊
 事故内容
  スーパーマーケットで購入した65ml入り乳酸菌飲料を直ちに飲もうとして開けたら中にプラスチックの塊が入っていた。
 調査結果
 

(1)問題のプラスチックの塊は1.9cm×3.1cmの大きさで1.9gの重量の白色のポリスチレンの塊で、拡大鏡による目視検査、燃焼試験、赤外分光分析の結果、容器と同一の材質であることが判りました。

(2)この乳酸菌飲料の容器は乳酸菌飲料と同じ製造工場で乳酸菌飲料とほぼ同時に製造(インプラント方式容器製造)されています。容器の製造は連続的に行われますがこの塊は成型加熱温度が異常であったために成型されず樹脂の塊となり、その塊がそのすぐ後で成型された正常な容器に混入した状態で乳酸菌飲料が充填されて封緘されたものと考えられます。

(3)通常の容器1個当たりの樹脂重量は3.5〜3.7gですがクレ−ムの対象となったプラスチックの塊の重量が正常の容器重量の約1/2程度であったにもかかわらずボトル逆転装置(成型品中に混在する異物排出装置)でも排除されず乳酸菌飲料が充填されたものです。

 対策
 

(1)容器の成型と内容物の充填とを一貫して行う食品製造場では、容器の成型工程での成型品の検品を特に厳重に実施することが必要です。そのためには成型時の成型温度管理を厳重に実施すると同時に成型品の重量範囲を設定して基準値を逸脱するものは充填前に排出するように工程の変更を行う必要があります。

(2)更に充填封緘後の製品についても全品の重量チェックを行い、重量基準を逸脱した製品を排出するようウエイトチェッカーを設置することが必要です。