豆腐の表面に小さな黒い種子様の異物が無数にある
(1)対象物 黒い種子状のものは豆腐の原料である大豆由来のものであることが判りました。大豆が莢の中で実と莢とのつながっている部分は、大豆の収穫の際に大豆に付着して大豆と挙動を同じにするへそ臍(英:hilum)とも呼ばれているもので、これが製造工程で排除できず製品に混入したものでした。
(2)混入原因 豆腐の製造工程(下図)での豆乳調整までのおからの分離の工程で除去しきれず「にがり」を投入後の濾布での分離の際固形物となっているこのへそ臍が低部に沈着することになります。豆腐として反転すると表面に集中し黒い種子状異物として現われるわけです。
(1)この臍は大豆の成分一部として特に混入による身体への危害等の問題はありませんが、黒い臍が無数に豆腐の表面に存在したのではご利用される方に大変心配をおかけするなどご迷惑をおかけすることになります。以後強い反省の元に以下のような対応をすることとします。
(2)原料大豆の種類で通称「黒芽」と呼ばれるものの臍が黒色をしているので、豆腐用原料としては今後注意して選別し使用をやめることとします。
(3)工程中、蒸煮後の「おから」の分離の際の作業をより厳密に行い臍が豆乳側に移行しないように注意します。