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食物に含まれるダイオキシン類 |
厚生省(現厚生労働省)は平成11年に、ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)(長期にわたり体内に取り込むことにより健康への影響が懸念される化学物質について、その量までは人が一生涯にわたって摂取しても健康に有害な影響が現れないと判断される体重1kg当たりの摂取量)を4ピコグラムと設定しました。
平成11年度の同省の調査では国民栄養調査による平均的な食品の摂取量であれば、体重1kg当たり約2.25ピコグラムと推定しております。
食品によってもダイオキシン類の量は異なりますが、いろいろな食品をバランスよく食べることにより、ダイオキシン類の健康に及ぼす影響は問題がないとしています。また、TDI値以下の量が及ぼす微細な影響については引き続き調査、研究が続けられています。
ダイオキシン類の削減対策
ダイオキシン類には動物実験によって発ガン性、口蓋裂や水腎症といった先天異常、甲状腺機能の異常、免疫機能の低下など様々な毒性が報告されています。
しかし、これらは日常の生活の中で摂取する量よりもはるかに多い量で実験されており、現在の我が国の環境汚染レベルでは異常が生じることはないと考えられています。
環境汚染の実態や、人の健康に及ぼす影響はきわめて重要なことであり、平成11年3月には『ダイオキシン対策推進基本方針』を、同年7月には『ダイオキシン類対策特別措置法』(ダイオキシン法)を成立させ、様々な調査、対策、基準作成が進めらています。
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ダイオキシン対策推進基本方針の概要(抜粋)
平成14年度までに全国のダイオキシン類排出総量を平成9年の排出総量の『約9割削減』する。
(平成9年7,300〜7,770グラム-TEQ/年→平成14年度843〜891グラム-TEQ/年)
耐容1日摂取量(TDI)をはじめとする各種基準作り
・ダイオキシン類に関する検査体制の整備
・健康および環境への影響の実態把握
・廃棄物処理及びリサイクル対策の推進
・国民への的確な情報提供と情報公開など
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本項内容は関係省庁共通パンフレット『ダイオキシン類』(2001)より抜粋しました。
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