本場の本物ロゴ
「本場の本物」とは
認定までの流れ
現在の認定品目

沖縄黒糖
鹿児島の壷造り黒酢
小豆島佃煮
足柄茶
草加せんべい
奥久慈凍みこんにゃく
大豊の碁石茶
小豆島桶仕込醤油
船橋三番背海苔
小豆島オリーブオイル
伊勢本かぶせ茶
沖ヶ浜田の黒糖
枕崎鰹節の本枯節
市房漬
三河産大豆の八丁味噌
山形の漬物
土佐黒潮天日塩
堂上蜂屋柿
市房漬のきりしぐれ
雲仙こぶ高菜漬
佐賀関くろめ醤油味付
鳥取砂丘らっきょう
松江の炭火あご野焼き
飛騨・高原山椒
沖縄そば(茹麺)
相知高菜漬
東出雲のまる畑ほし柿
紀州雑賀崎灰干しさんま
奥飛騨山之村寒干し大根
利島特産 食用つばき油
仙台みそ
檜山納豆
別府産乾しいたけ
出雲の菜種油
鴨方手延べそうめん
伊勢たくあん
薩摩菓子 軽羹
五島手延うどん(国内産小麦使用)
小城羊羹(切り羊羹)
焙炉式八女茶
雲州平田の生姜糖(出西生姜糖)
吉野本葛(吉野葛)
深蒸し掛川茶
越前の御雲丹(越前仕立て汐雲丹、粉雲丹)
昆布森の棹前昆布
[本場の本物]の公募
産地探訪・冊子
お問い合せ先
食品産業センターへ
トップへ戻る
 
懐かしいほいろ香と濃い甘味は炭火で焙じつつ茶を揉む伝統製法から。焙炉式八女茶
ここが本物
福岡県八女市
八女地方は、土壌・水・朝霧など茶のいくせい生育条件がよい気候風土。高級茶の玉露については全国トップを誇ります。また、焙煎器具の主材料の八女手すき和紙産地でもあります。
本物のゆえんと魅力
写真八女地方は、日本一の高級茶の産地。最上級の茶を原料に、焙炉(ほいろ)という炭火による焙煎を行って仕上げたお茶が、特有のほいろ香をまとった「焙炉式八女茶」です。
このみ園では、厳選した荒茶(乾燥までを行った原料茶)を八女茶取引市場で仕入れ、九州一古い茶問屋として培われてきた火入れや配合・焙煎の技術で茶を製品として完成させてゆきます。通常の煎茶の仕上げ工程に加え、「焙炉式八女茶」の場合は、+アルファの手間=焙炉による揉みと乾燥を行います。
焙炉とは、茶を揉んで乾燥させる伝統的な作業台で、八女手すき和紙が貼られた助炭(台上部の名称)の上に蒸した茶をのせて手揉みすることで、炭火の遠赤外線で焙じられた緑茶には、渋みが少なく濃厚な甘味とうま味が生まれます。さらに、茶は「ほいろ香」と独特の香ばしさが漂うことに。なお、当地が焙炉の主部材である上質な和紙=八女手すき和紙の古くからの産地であったこと、かつて焙炉仕上げの紅茶を輸出していたことが、「焙炉式八女茶」製法の原点となっています。
本物を育てた歴史と背景
八女地方での茶の栽培は、室町時代の応永13(1406)年に周瑞禅師が筑後国上妻郡鹿子尾村(現在の福岡県八女郡黒木町)に霊巌寺を建立し、茶の種を地元の庄屋に与え、釜炒り茶製法を伝授したことによります。茶に適した気候風土であったことで、次第に産地となり江戸時代には京都・大阪へも出荷するほどに。幕末期からは、紅茶(日本茶と同じ原料で製法が違うだけ)が重要産物となってゆきました。なお、輸出での船便輸送で茶葉をより乾燥させる必要があり、このとき焙炉(ほいろ)が大活躍しています。
大正時代までは、「筑後茶」と呼ばれて当地伝統の釜炒り製法でつくられていましたが、国内で主流になりつつあった蒸製緑茶(現在の一般的な煎茶)の影響を受けて、それまで「筑後茶」「笠原茶」「星野茶」など各栽培地
で呼ばれ製法も混在していたものを、大正14(1925)年に八女郡茶業組合理事長=許斐久吉(このみ園二代目)が蒸製緑茶に仕上げたものを「八女茶」と統一。その後は「八女茶」は、香りよくうま味豊かなお茶と評され、全国に知られるようになり現在に至っています。
有限会社このみ園:TEL. 0943-24-2020