鳥取県鳥取市福部町
鳥取砂丘の東部に位置する福部町のらっきょう畑。約120ヘクタールにも及ぶ畑の約90%が山陰海岸国立公園に属します。
福部のらっきょうの歴史は古く、江戸時代に参勤交代の付け人が江戸の小石川薬園(現在の小石川植物園)より持ち帰ったことが始まりと伝えられています。当時は少数の農家で自家用として栽培されていましたが、大正初期に産業組合が設立され、本格的に生産に取り組むようになりました。
塩漬けおよび味付けの加工が始まったのは昭和40年。きっかけは前年の大豊作による市場価格の暴落でした。これを機に、福部村農業協同組合(現、鳥取いなば農業協同組合)がらっきょうを加工原料として買い入れることで出荷調整をして、価格の安定化を図りました。現在では、農協が生産者の指導を行うとともに、販売にも取り組んでいます。平成17年には「砂丘らっきょう」を商標登録し、より一層のブランド化を促進しています。
鳥取いなば農業協同組合 福部らっきょう加工センター:TEL. 0857-75-2078