大分県大分市佐賀関高島、関崎周辺の海域産の原料だけを使うため、本場は旧佐賀関町とします。
旧佐賀関町は、豊後水道に面した漁業盛んな町。この海域でとれる海藻「くろめ」は、他の産地のものより格段に美味で、昔から各家庭で「くろめ醤油漬け」を食していた歴史があります。
豊後水道沿岸の漁村では「くろめ」採取の歴史が古くからあり、江戸時代には凶作時の補い食とされていた記録があります。その生活文化を受けて、同地域で食べられている定番料理に「くろめ醤油漬け」=刻んだくろめに醤油などを加えて各家庭それぞれの味で食べているものがあります。この郷土料理を、昔ながらの製法を継承しつつ、地域外の人にも食べやすいように調味料の配合を調整し、保存料を使わない保存法を研究してできあがったのが「佐賀関くろめ醤油味付」です。作り方は、棒状に巻かれたくろめを千切りにして、さらに細く刻んだものに、醤油・みりん・かつおぶし・ごまを加えて、粘り具合を確認しながらよく混ぜあわせます。つまり、刻みくろめに調味料だけを加えるだけの「生もの」であり、だからこそ「くろめ」そのもの味の良さが引き立っています。
佐賀関加工グループ:TEL. 097-575-0825