高知県大豊(おおとよ)町。高知県の北部、四国のほぼ中央部にある山間部にあり、
高知市から車で約1時間のところに位置します。
製法のルーツは中国雲南省エリアです。伝来の時期ははっきりしませんが、お茶が製法とともに当地に伝わり、主要生産物となりました。江戸時代の土佐藩地誌にはこの地の特産品に「碁石茶」があげられ、古くから製造されていたことはわかっています。その後、明治になっても碁石茶はこの地の特産品であり続けました。
しかし昭和初期には林業の衰退や地域の過疎や高齢化の問題に直面し、昭和50年代には碁石茶の生産農家はわずか1件となってしまいました。その1件の農家とは、現在の碁石茶生産組合組合長の小笠原さん宅であり、碁石茶を使う茶粥が瀬戸内海地方で常食され「昔から胃腸によい」として生産を切望されて、 細々と技術を伝承してきたのです。そんな中、近年の健康ブームで「健康飲料」と人気がでてマスコミでも話題になるなど、生産農家も7件と1法人までに増えて県の製造技術指導を受けるなどで伝統の碁石茶の発展に力を注いでいます。
大豊町碁石茶生産組合(大豊町産業建設課産業班内):TEL. 0887-72-0450