神奈川県内、箱根・丹沢山麓一帯
神奈川県の西部に位置するエリア。箱根古期外輪山の最高峰である足柄山は、「足柄山の金太郎」の昔話を伝える足柄地域の名山です。
足柄茶は、大正12年(1923年)関東大震災の産業復興策として栽培が始まりました。戦後には神奈川県の産業復興計画で茶の振興が図られ、栽培地域も広がっていきました。そして昭和38年(1963年)に第17回全国茶品評会で一等入賞を果たし、その後も全国茶品評会で上位入賞し、足柄茶のおいしさは広く認められ、人気も高まっています。
また、足柄茶の特色は生産者が協同組合を作り、肥料や農業管理を含めた生産指導から、製造、販売までを一括管理して行っていることです。荒茶(生葉の蒸し、揉み、乾燥を経た段階のもの)は、いったん茶葉センターに集められ、とくにお茶の風味と香りの決め手になる火入れとブレンドを行って出荷する体制で、品質を保っています。大中小と分けた茶葉の大きさによって火入れ条件を変える、熟達の職人が色や香りなどの官能検査を行い成分検査も併用して最適な ブレンドに整えるなどで、安定した高品質なお茶をコストを抑えた価格で消費者に届けています。
神奈川県茶業振興協議会:TEL. 0465-77-2001