香川県小豆島一円
小豆島は153平方キロメートル、瀬戸内海で淡路島に次いで2番めに大きな島です。
小豆島の佃煮産業は、名産の醤油を活用した島の経済復興が目的でした。太平洋戦争後の昭和20年、食糧難の時代に甘蔗の葉を醤油で煮込んで作った佃煮を開発したのが始まりです。その後、製品は瀬戸内地域ののりや小魚をはじめ、全国各地の農林水産品を原料として多様化、ニーズにあわせて減塩製品なども登場。それら素材の個性を最大限に引き出すさまざまな製品を作り出ています。
現在は島で数百以上もあるとされる佃煮素材の中でも、本場の本物認証品は、30年以上にわたって使われ続けている昆布、のり、わかめ、しいたけ、おじゃこちりめん、きゃらぶきの6品目だけに厳選されています。とくに昆布については、はるか江戸時代に北海道から大阪に荷物を運ぶ北前船が小豆島に寄港 していたときから関わりがある素材で、とくに上質な肉厚のものが使われ、熟練の職人が少量をていねいに煮上げています。品質と安全性についてはとくに配慮し、熟練工による味覚テスト、生菌数・大腸菌検査のほか、製品に対しては金属探知機などによる異物検査も徹底的に実施しています。
小豆島調理食品工業協同組合(内海町役場産業観光課内):TEL. 0897-82-7007