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食品と危害分析検索結果

生物的危害 病原大腸菌 を検索しました。


68件中 11 - 20 件目 を表示しています。

緑豆種子中の腸管出血性大腸菌O157:H7とSalmonella Enteritidisを不活化するための汚染除去過程のスケールアップ化

著者:Bari M L Enomoto K Nei D Kawamoto S
雑誌名:Foodborne Pathogens and Disease Vol.7 No.1 (51-56)
発行機関:Mary Ann Liebert, Inc


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
緑豆まめもやしに関連した食中毒大発生の多くが大腸菌O157: H7とサルモネラ菌種に関連している。したがって、発芽する前の種子のときにこれらの微生物を不活化するための有効な手段を見いだすことが重要である。種子を40秒間の85℃のお湯で処理し、30秒間冷水に漬けた後、さらに続いて2時間塩素溶液(2000 ppm)に浸されたとき、発芽過程の間、生存可能な病原体は増菌培養によっても見いだされなかった。 種子の発芽効率はこの処理で(p>0.05)影響を受けなかった。従って、これらの処理がまめもやしの生産のための緑豆種子の汚染除去に効果があると考えられた。以前の研究室スケールの研究では90℃で90秒間種子を処理すると大腸菌O157: H7とサルモネラ菌を効果的に除去できることが分かっていたが、種子の発芽率は減少した。今回の方法は発芽率に影響せずに病原菌を除去することができた。

Loop-Mediated Isothermal Amplification法による腸管凝集性大腸菌の検出

著者:Yokoyama E Uchimura M Ito K
雑誌名:Journal of Food Protection Vol.73 No.6 (1064-1072)
発行機関:International Association for Food Protection


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
食品中に存在する数少ない腸管凝集性大腸菌を検出するために、培養菌体および培養菌体を食品(野菜または肉)に接種した試料を用いて、aggR遺伝子を対象にPCR法とLAMP法の検出感度を比較し、LAMP法での検出感度がPCR法に比べ菌数にして1〜2桁良いことを示した。なお、LAMP法の検出感度は、野菜で4.05×100/gまたは4.05×101/g、肉で6.40×100/gまたは6.40×101/gであり、少ない菌数でも増菌培養なしで検出できる。したがって、原料検査あるいは疫学調査に本法が利用できる。

ステンレス表層上における大腸菌の接着と再剥離の挙動

著者:Melba Padua Ortega, Tomoaki Hagiwara, Hisahiko Watanabe, Takaharu Sakiyama
雑誌名:Food Control Vol.21 No.4 (573-578)
発行機関:Concepción Vidal-Valverde


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
ステンレス表層における大腸菌の接着は、早期段階で進行することが明らかとなった。この結果は、早めの除菌がバイオフィルム生成を防止するため、衛生管理で重要となることを示唆する。次に、懸濁溶媒中における有機成分の違いが接触菌数に与える影響は小さいが、再剥離するための除菌液には蒸留水が有効であることが明らかとなった。この要因としては、大腸菌の細胞表面と有機成分の相互作用が関与していると考えられ、菌種によって除菌する溶液を考慮する必要があると考えられる。最後に、表層の厚さの違いは再剥離に影響を与えることが明らかとなった。この結果は、ステンレス表層を少なくとも0.14μm未満の粗さにすることで菌の接触を軽減できることを示唆する。

食品中の非O157志賀毒素産生性大腸菌に関する研究

著者:Mathusa, Emily C.; Chen, Yuhuan; Enache, Elena; Hontz, Lloyd
雑誌名:Journal of Food Protection Vol.73 No.9 (1721-1736)
発行機関:International Association for Food Protection


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
非O157志賀毒素産生大腸菌(SETC)による疾患が問題となっているが、O157 STECに比べ、未検出例が多いと考えられる。その症例はO157感染よりも軽症の場合が多い。400以上の大腸菌血清型のうち約10の血清型がSTEC関連疾患を起こす。eaeとstxの両遺伝子の共存は病原性増加に重要である。検出法の開発が進んでいるが、まだ検証が必要である。O157への対策は非O157 STECにも有効なようである。非O157 STECの特徴付けのためのさらなる研究が必要である。

Multiplex Real-TimePCRによる腸管出血性大腸菌と下痢原性大腸菌の同時検出技術の開発

著者:Melanie Pavlovic, Ingrid Huber, Henrike Skala, Regina Konrad, Herbert Schmidt, Andreas Sing, Ulrich Busch
雑誌名:Foodborne Pathogens and Disease Vol.7 No.7 (801-808)
発行機関:Mary Ann Liebert, Inc


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
"診断用検体中のインチミン(eae)と志賀毒素1および2(stx1, stx2)の全変異型を同時検出するためのマルチプレックスリアルタイムPCR法を開発した。内部増幅標準として大腸菌とShigella属のuidA遺伝子を使用した。大腸菌30株などで同法を検証し、正確な検出が可能であることを確認した。ブドウ球菌群やエルシニア菌などの他菌種とは交差反応しなかった。検出限界はstx2について5ゲノム、eaaとstx1では50ゲノムだった。"

血清型O147の大腸菌によって産生されるNonserotypableな志賀毒素のMultiplex Real-TimePCRによる分析

著者:Chitrita DebRoy, Elisabeth Roberts, Michael Davis, Alyssa Bumbaugh
雑誌名:Foodborne Pathogens and Disease Vol.7 No.11 (1407-1414)
発行機関:Mary Ann Liebert, Inc


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
シガ毒素生成遺伝子stx、エンテロトキシンStb生成遺伝子stb、F107線毛の遺伝子fedA、およびO147のO抗原遺伝子wzxおよびwzyをターゲットに用いて、nonserotypableシガ毒素の検出する方法としてMultiplex-PCR法をが有効であることを示している。したがって、本法により、腸管出血性大腸菌(STEC)の同定が可能である。

Erigeron ramosus(Walt.) B.S.P.の精油と抽出エキスによる食物由来病原体と腐敗細菌の阻害

著者:Rahman A Kang S C
雑誌名:Journal of Food Safety Vol.29 No.2 (176-189)
発行機関:Wiley-Blackwell


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
キク科植物Erigeon ramosus (Walt.) B.S.P.の精油(花)およびメタノール抽出物(葉および茎)は、グラム陽性の細菌に対して、生育阻害効果を有している。また、天然物起源であることから、消費者にもメリットがあり、食品の保存料として利用できる可能性がある。

高圧均質化とナイシンを使ったりんごジュースとにんじんジュース中の病原性大腸菌とListeria innocuaの不活性化

著者:Pathanibul P Taylor T M Davidson P M Harte F
雑誌名:International Journal of Food Microbiology Vol.129 No.3 (316-320)
発行機関:The International Union of Microbiological Societies and the International Committee on Food Microbiology and Hygiene


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
果実や野菜を原料とするジュース類の製造には、FDAがメーカーにHACCPの導入を義務付け指定する病原菌を5log以上減少させるような殺菌をおこなう様指定している。一般的におこなわれている熱処理による殺菌は、栄養価や風味に与える影響が少なくないため、本研究では高圧均質化処理とナイシン添加により目的病原菌を殺菌することとした。本研究で明らかにした殺菌条件はHACCPで規定された殺菌条件を十分に満たすことが可能であった。

成熟/貯蔵中の発酵させたソーセージ中の病原性大腸菌、リステリア、エルシニアの不活性化

著者:Lindqvist R Lindblad M
雑誌名:International Journal of Food Microbiology Vol.129 No.1 (59-67)
発行機関:The International Union of Microbiological Societies and the International Committee on Food Microbiology and Hygiene


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
非熱処理の発酵ソーセージの安全性の向上を目的として、発酵ソーセージに大腸菌、リステリア菌およびエルシニア菌を付着させ熟成方法と貯蔵条件における病原菌の不活性化の程度を調べた。解析の結果、短い熟成と冷蔵での貯蔵では病原菌の増殖を効果的に抑えることが出来ないことが示唆された。貯蔵温度よりも熟成期に添加する物質が病原菌の増殖阻止に効果的である。

食品中の腸管出血性大腸菌O157およびO26検査法における内部コントロールを用いた偽陰性を回避する遺伝子検出法

著者:清水美和子 磯部順子 木全恵子 嶋智子 金谷潤一 倉田毅 綿引正則
雑誌名:日本食品微生物学会誌 Vol.26 No.2 (114-119)
発行機関:日本食品微生物学会


HACCP手法の観点からみた本文献の概要
Escherichia coli O157、O26の現行のスクリーニングには、PCR法を用いたベロ(VT)毒素の検出を基幹としている。本研究では、現行法でのエラーを防ぐために、内部コントロール(EC3 DNAとVT遺伝子を共増幅)の応用を検討した。PCRの結果は様々な実験パラメーターによって大きく左右され、特にDNA抽出は食材中のPCR阻害物質濃度に影響を与えるが、内部コントロールを採用することによりその影響は緩和できた。結論として、本手法は迅速かつ効率的なE. coli O157、O26の検出に有効であった。

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