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危害情報5927・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157

データ
食品における微生物汚染の実態

E.coli O157:H7は、ホウレンソウやレタスなどのフレッシュカット野菜における汚染菌であり、食中毒の大流行を引き起こす。O157は下痢、出血性大腸炎、溶血性尿毒症症候群を引き起こす。2004?2011年での、ノルウェーやスイスを含むEU諸国における非動物性食品での病原性E. coli感染は0.28%である。

データ
防除技術と防除効果

以前の研究でE. coli O157:H7をたった1 mg/Lの遊離塩素によって効果的に不活性化できることが見出されているが、完全な不活化には至っていない。

データ
危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 腸管出血性大腸菌O157
Escherichia
coli
strain No. O157:H7
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 ---
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 ---
酵素名 1
備考 ---
データ
試験対象
対象 ---
備考 新鮮カットホウレンソウの洗浄においてE.coli O157:H7の殺菌効果を検討した。
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 洗浄タンク
データ
試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 遊離塩素濃度が常に1または3 mg/lなるように設定し、ホウレンソウを洗浄する系と、3または5 mg/lの遊離塩素を加えた系を設定し、予めE. coliで汚染したホウレンソウの菌数を測定した。後者の系ではトリハロメタンの生成も見た。
初発の菌数 コントロール(塩素添加なし)で、前者5 log cfu/ml、後者4 log cfu/ml
備考 ---
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 前者の系では3 mg/l遊離塩素で全く菌が検出されず、1 mg/lでは約2 log cfu/ml程度に減少。後者の系では5 mg/lで菌の検出なし、3 mg/lも40分後以降では菌の検出なし。しかしながら、トリハロメタンは3および5 mg/lではそれぞれ1890および1315 μg/lが生成。
その他の殺菌条件 塩素消毒
予測D値 ---
備考 ---
データ
試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) Chromocult coliform agar(50 μg/mlのNal+を含む)およびNal BHI broth
増菌の条件(温度・時間) 37℃、24時間
備考 Chromocult coliform agarで生菌数を測定し、Nal BHI brothでの培養によりE. coliが全くいないことを確認した。
データ
出典情報
文献名 新鮮なカット・ホウレンソウを洗浄する際に、塩素残存量を限りなく0にすることが、Escherichia coli O157:H7とトリハロメタン生成を制御するために必要とされる
英文名 Minimum free chlorine residual level required for the inactivation of Escherichia coli O157:H7 and trihalomethane generation dur
雑誌名 Food Control Vol.42 (132-138)
掲載年 2014
著者 Vicente M. Gómez-López, Ann-Sophie Lannoo, Maria I. Gila, Ana Allende
発行機関 EFFoST & IUFoST


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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