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危害情報5849・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) 緩衝液

データ
食品における微生物汚染の実態

食品は通常無菌ではなく、微生物による変質は避けられないと考られる。この変質を遅くするために、加熱処理などで微生物を殺菌することが通常考えられる。加熱処理は微生物の殺菌に効果的であるが、食品や飲料にダメージを与える可能性もある。そこで、最近食品の保存に非加熱的技術が大きく注目されている。この方法には超音波や高圧パルス電解、高輝度光パルス、紫外線などがある。

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汚染菌の性状

Pseudomonas fluorescensは生乳や低温殺菌牛乳が変質した場合に最も優先する低温細菌である。

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防除技術と防除効果

Pseudomonas fluorescensと大腸菌に対しては加熱超音波処理だけでの殺菌は効果的ではないことが確認された。一方、加熱超音波処理とパルス電解処理の組み合わせでは大腸菌はある程度殺菌できるが、Pseudomonas fluorescensに対しては効果は少なかった。

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危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Pseudomonas
fluorescens
strain No. NCTC 10038
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌(低温でも増殖)
酵素名 ---
備考 好気性菌
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試験対象
対象 緩衝液
緩衝液 リンゲル液
備考 ---
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 (1)加熱超音波処理(TS)および、(2)パルス電界(PEF)の組み合わせ(TS/PEF)による殺菌効果の検討
初発の菌数 8.6×10^(8) CFU/ml
備考 ---
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 (1)55℃×2.1分, (2)40℃ >
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 (1)加熱超音波処理(TS):20 kHzで2回, (2)パルス電界(PEF):直径3 mmの円板状電極を5 mmの間隔で配置し320 Hzで29 kV cm^(-1)または32 kV cm^(-1)でパルス時間は10μ秒で処理した。
予測D値 ---
備考 (1),(2)とも約50%の菌を殺菌した。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) TSA寒天培地
増菌の条件(温度・時間) 30℃
備考 ---
データ
出典情報
文献名 微生物殺菌に対する非熱処理技術の効果:Escherichia coliと Pseudomonas fluorescensへの亜致死性障害に関する調査
英文名 The effect of non-thermal processing technologies on microbial inactivation: An investigation into sub-lethal injury of Escheric
雑誌名 Food Control Vol.41 (106-115)
掲載年 2014
著者 R.M. Halpin, L. Duffya, O. Cregenzán-Alberti, J.G. Lynga, F. Noci
発行機関 EFFoST & IUFoST


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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