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危害情報5744・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) 培地

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食品における微生物汚染の実態

農産物の腐敗を引き起こす細菌の多くは植物病原菌であり、その代表格にはClavibacter michiganensis、Dickeya zeae、Pectobacterium carotovorum等がある。熱処理や化学物質の添加によって腐敗菌の増殖を抑えることはできるが、消費者の無添加志向が強くなってきており、精油等の天然の抗菌物質のニーズが高まってきている。

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防除技術と防除効果

10種の供試物質のうち、carvacrolとeugenolの抗菌活性が特に強く、供試菌15株に対する平均MICは、carvacrolで167μg/ml、eugenolで168μg/mlであった。また、これらの精油成分の混合物の平均MICは、carvacrolとeugenolの混合物で最も低い43μg/mlとなり、その相乗効果が認められた。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Chryseobacterium
balustinum
strain No. ---
栄養細胞・胞子の別 ---
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 ---
酵素名 ---
備考 Chryseobacterium balustinum、Enterobacter sp.、Pantoea agglomerans、Bacillus pumilus、Pseudomonas fluorescens、Acinetobacter calcoaceticus、Klebsiella pneumonia等、新鮮な野菜や果実から分離した株15株
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試験対象
対象 培地
培地名 Tryptic soy broth (TSB, pH 7.3)、TSB軟寒天培地
備考 ---
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 原料保管
その他の概要 新鮮野菜が対象であるが、用いている天然抗菌物質の残香を考えると、原料段階での処理を念頭に置いているものと判断する。
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 復元、シード液の調整
初発の菌数 ---
備考 Tryptic soy broth (TSB、pH 7.3)中、37℃で24時間培養
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 Carvacrol、thymol、eugenol、ケイ皮酸、乳酸、酢酸、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素、nisin、キトサン
予測D値 ---
備考 寒天ディスク拡散法では、45℃のTSB軟寒天平板に供試菌の一夜培養液を0.1 ml混合し、シャーレに分注・凝固させた。その後平板上にペーパーディスクを置き、30分後に所定濃度の薬剤液10μlをチャージして37℃で24時間培養。抗菌物質の力価判定法では、ペーパーディスク法と96穴ウエルプレートを用いた希釈法を採用。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) 抗菌活性の評価と力価判定
増菌の条件(温度・時間) ともに37℃で24時間培養
備考 抗菌活性の評価は同上。ペーパーディスク法では、carvacrol、thymol、eugenol、それらの混合物、それらと有機酸との混合物等、15系を設定。希釈法では、TSB (x2)?2%薬剤溶液の1:1混合物100μl(抗菌物質濃度1%)を出発として2倍希釈系列を組み、それらに供試菌の1日培養液20μlを植菌。
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出典情報
文献名 特集:最近の殺菌技術 殺菌技術の最近の動向
英文名 ---
雑誌名 包装技術 Vol.32 No.11 (4‐9)
掲載年 1994
著者 里見弘治
発行機関 ---


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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