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危害情報5708・生物的危害 培地

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食品における微生物汚染の実態

食物媒介性のリステリア症は、妊婦や栄養失調者、あるいはHIV/Aids患者のような免疫力の低下している患者にとっては、注意しなければならない疾病である。最近では、L. monocytogeneseが原因のリステリア症がUSAで流行し、18の州で72人が罹患して、16人が死亡している。

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汚染菌の性状

L. monocytogenesは冷凍条件下においても増殖可能であり、食品衛生上、面倒な病原菌であるが、pHに対する感受性が高く、有機酸が本菌に対する抗菌剤として利用できる。

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防除技術と防除効果

pHが7.0以上では、両株とも供試有機酸(塩)の全てについて抵抗性を示す(MIC値はソルビン酸Kと安息香酸Na、乳酸で128 mM以上、他の有機酸については16 mM以上)。酢酸とクエン酸については、pH 5?8の全試験範囲で最も強い抗菌活性を示す。大量に抗菌剤として使用されているソルビン酸Kは、比較的抗菌力は弱い。

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危害の種類

生物的危害

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試験対象
対象 培地
培地名 増菌用液体培地はMueller-Hinton (MH) broth (Biolab Diagnostics)だが、寒天培地の名称と組成については記載なし。
備考 対象の食品名の記載はないが、非常に多くの食品を対象にしていると考えられる。
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 有機酸(塩)の防腐・保存効果を狙っているため、小売バックヤードも想定していると考えられる。
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 寒天希釈法に用いる菌体懸濁液として、Mueller-Hinton (MH)培地で一夜培養したブロス、0.85% NaCl溶液で希釈。寒天希釈法に用いる寒天培地の名称・組成は記述なし。
初発の菌数 ブロスとして1.5×108 CFU/ml、寒天希釈法における1スポット当りでは1×105 CFU/spot
備考 ---
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 寒天培地にソルビン酸K、安息香酸Na、乳酸、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、プロピオン酸を、それぞれ0.5、1、2、4、8、16、32、64、128 mM添加し、pH 5?8に調整。
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 有機酸(塩)の抗菌作用
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ---
増菌の条件(温度・時間) 寒天希釈法では、25℃×24時間
備考 ---
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出典情報
文献名 X‐GAL‐MUG法による水の大腸菌群検査法の有用性 MMO‐MUG法およびLB‐BGLB法との比較
英文名 ---
雑誌名 日本食品微生物学会雑誌 Vol.13 No.2 (63‐67)
掲載年 1996
著者 矢入政俊 牛尾剛士 中山宏 大津隆一 竹中重幸 堀川和美 松永建興
発行機関 日本食品微生物学会


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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