JFIA 一般財団法人 食品産業センター
HACCP関連情報データベース

ホームへ





危害情報5592・生物的危害 カンピロバクター 食品 食肉製品

データ
食品における微生物汚染の実態

鶏肉の屠体のカンピロバクター汚染は一般的で、家禽類の肉類は人のカンピロバクター感染症に重要な役割を果たしていると考えられている。糞便の中のC. jejuniの数と屠体や枝肉中菌数は正の相関がある。

データ
汚染菌の性状

カンピロバクターの中でもC. jejuniは耐熱性があり、最も重要で、欧州連合では食品媒介性疾病の中でサルモネラにかわり主要な病原体である。

データ
防除技術と防除効果

4種類の精油の中ではイニュラから抽出した精油がカンピロバクターに対して最も増殖抑制効果が高く、天然保存料として使用できる可能性が示唆された。

データ
危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 カンピロバクター
Campylobacter
jejuni
strain No. CECT 7572
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 嫌気性菌
最適生育温度 高温菌(31-46℃で発育)
酵素名 ---
備考 微好気性菌
データ
試験対象
対象 食品
食品名 食肉製品
備考 鶏肉
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 ---
データ
試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 鶏肉に接種したカンピロバクターに対する精油の抗菌作用の検討を行った。解体した鶏肉100 g をストマッカーバックに入れ菌を接種した。接種した肉をホモジナイズしてその後精油を2倍のMICの量(0.2-0.6%)で添加して再度ホモジナイズした。サンプル入りのストマッカーバックはさらに大きなバックに入れ、1.5 lの5% O2 + 10% CO2 + 85% N2ガスで満たし、暗所3℃で8日間保存した。
初発の菌数 3.0×10^(5)CFU/g
備考 ---
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 3℃ x 8日
そのときの菌数 (1) 16 CFU/g、(2) 100 CFU/g、(3) 160 CFU/g、(4) 160 CFU/g、(5) 1.38×10^(8)CFU/g
その他の殺菌条件 (1) Inula graveoiens (イニュラ) オイル、(2) Laurus nobili (ゲッケイジュ)オイル、(3) Pistaeia lentiseus (マスデックツリー) オイル、(4) Satureja montana (ウインターセボリ)オイル 、(5) 添加なし、オイルはそれぞれMICの2倍量(0.2-0.6%)添加した。
予測D値 ---
備考 精油の中ではイニュラから抽出したオイルが最もカンピロバクターに対するMICが高く、鶏肉での増殖抑制効果も高かった。
データ
試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) 変法チャコール/セフォペラゾン/デオキシコール酸寒天培地 (modified charcoal cefoperazone deoxycholate agar: mCCDA)
増菌の条件(温度・時間) 42℃ x 48 時間
備考 ---
データ
出典情報
文献名 小売店において微好気的条件下でパックされた鶏肉中のCampylobacter jejuni cect 7572に対する抗菌剤としての精油の利用見通し
英文名 Perspectives on the use of essential oils as antimicrobials against Campylobacter jejuni cect 7572 in retail chicken meats packa
雑誌名 Journal of Food Safety Vol.32 No.1 (37-47)
掲載年 2012
著者 Djamel Djenane, Javier Yangüela, Diego Gómez and Pedro Roncalés
発行機関 Wiley-Blackwell


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

JFIA一般財団法人食品産業センター  | ご利用案内 | 免責事項 |