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危害情報5510・生物的危害 サルモネラ 食品

データ
防除技術と防除効果

pH調整をしたトマトピューレに電子ビームをあてた時のナリジクス酸耐性Salmonella MontevideoのD値を求めた。D値はpH4.4では1.07kGy、pH4.9では1.50kGyであった。これはこれまでに発表されているどのSalmonellaの菌株に対するD値よりも大きな値であった。トマトピューレの持つ抗酸化能が電子ビーム照射に対する耐性にも影響を与えている可能性が示唆された。

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危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 サルモネラ
Salmonella
enterica ssp. enterica serotype Montevideo
strain No. ---
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
データ
試験対象
対象 食品
食品名
備考 トマトピューレ
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 ---
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 pHを3.4、3.9、4.4、4.9に調整したトマトピューレにSalmonella Montevideoを106cfu/gになるように接種し、照射施設で照射を行った後、菌数の測定を行った。
初発の菌数 106 cfu/g
備考 菌液を接種後に照射施設に運搬する際や、照射後に大学まで運搬する際には凍結や溶解を繰り返し行っているが、予備試験により菌数に影響しないことは確認している。
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 pH3.4、3.9ではコントロールも照射サンプルも10cfu/g未満であり照射による菌数の減少が確認できなかった。1.5kGyの照射でpH4.4では1.91log cfu/g、pH4.9では1.24log cfu/gの菌数の減少が見られた。2.5kGyの照射ではpH4.9では2.26log cfu/g、pH4.9では1.65log cfu/gの菌数の減少が見られた。
その他の殺菌条件 放射線のエネルギーは10MeVで固定し、片側から電子ビーム処理を行い、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5kGyずつ被ばくさせた。
予測D値 ---
備考 ---
データ
試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) トリプトソイ寒天培地で18-24時間培養後、更にキシロース、リシン、デソキシコーレイト寒天で重層したもの
増菌の条件(温度・時間) 35℃18-24時間を2回
備考 損傷菌を回復しやすくするためにトリプトソイ寒天培地で18-24時間培養する。その後サルモネラを選択的に増やすためにキシロース、リシン、デソキシコーレイト寒天で重層したものを更に18-24時間培養した。
データ
出典情報
文献名 様々なpH値の加熱調理済みトマトピューレへの電子ビーム照射に対する、ナリジクス酸耐性Salmonella Montevideoへの影響
英文名 Electron Beam Irradiation on Nalidixic Acid-Resistant Salmonella Montevideo in Cooked Tomato Puree of Various pH Values
雑誌名 Journal of Food Safety Vol.30 No.3 (515-525)
掲載年 2010
著者 D.L. James, J. Jaczynski and K.E. Matak
発行機関 Wiley-Blackwell


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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