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危害情報5454・生物的危害 ブドウ球菌 その他

データ
防除技術と防除効果

黄色ブドウ球菌と大腸菌のバイオフィルムの除去には、CIP洗浄剤(ECLIN)が有効であった。5種類すべてのCIP洗浄剤で大腸菌のバイオフィルムは完全に除去することができた。一方、黄色ブドウ球菌のバイオフィルムには、リン酸を約40%含む強酸のECLIN 12SLは効果が小さかったが、強アルカリのECLIN 143とECLIN 160では完全にバイオフィルムを除去することができた。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 ブドウ球菌
Staphylococcus
aureus
strain No. A7510
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陽性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
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試験対象
対象 その他
備考 ステンレス鋼板に形成させた黄色ブドウ球菌と大腸菌のバイオフィルム
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 TSB培地で一晩培養した黄色ブドウ球菌と大腸菌の培養液200μlを20mlのTSB培地が入ったシャーレに接種した。25平方ミリメートルのステンレス鋼板をシャーレに入れ、30℃16時間培養し、バイオフィルムを形成させた。バイオフィルムを形成させたステンレス鋼板は生理食塩水で2回洗浄してから実験に用いた。
初発の菌数 "E.coli 106-107CFU/cm2 , S.aureus 109CFU/cm2"
備考 ---
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 CIP洗浄剤(ECLIN 1%溶液)、食品添加物(0.1%溶液)、その他の化合物(0.1%溶液)
予測D値 ---
備考 所定の濃度にした洗浄剤100mlの中にバイオフィルムが形成されたステンレス鋼を入れ、1500rpmで30分スターラーで撹拌した。バイオフィルムを入れて洗浄に使用する容器には、ポリプロピレン製の器にステンレス鋼板を保護するスクリーンをつけ、スターラーバーが直接あたらないように工夫したものを使用した。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) "E.coli LB寒天培地,S.aureus MSA培地"
増菌の条件(温度・時間) 37℃×24時間
備考 洗浄後にバイオフィルムの形成されたステンレス鋼板を40mlの滅菌生理食塩水の入ったビーカーにうつし、超音波で分散させたものを測定に使用した。
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出典情報
文献名 ステンレス鋼に形成された黄色ブドウ球菌や大腸菌のバイオフィルムのCIP洗浄剤による除去
英文名 Removing Staphylococcus aureus and Escherichia coli biofilms on stainless steel by cleaning-in-place (CIP) cleaning agents
雑誌名 Food Control Vol.21 No.5 (669-672)
掲載年 2010
著者 Soichi Furukawa, Yuko Akiyoshi, Mei Komoriya, Hirokazu Ogihara, Yasushi Morinaga
発行機関 Concepción Vidal-Valverde


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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