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危害情報5282・生物的危害 ブドウ球菌 その他

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食品における微生物汚染の実態

食中毒原因菌の防除法として、アルコール類や四級アンモニウム化合物等の化学薬品の使用や高電圧電磁場、マイクロウエーブ処理、UV照射等の物理的処理が採用されている。しかしながら、食品の品質と安全性を確保するためには過激な防除処理を行うことはできない。

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防除技術と防除効果

Ethanol消毒後にUV照射を併用することで相乗効果が発揮され、10% ethanolで20℃、5分間処理した後に504 mWs/cm^(2)のUV照射(260 nm)を施した場合、S. aureusに対するsynergistic value [ethanol-UV処理時の生菌数の減少量?(UV単独処理時の減少量+ethanol単独処理時の減少量)]は2.32 log CFU/mlとなった。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 ブドウ球菌
Staphylococcus
aureus
strain No. ATCC 35556、novobiocinとnalidixic acidに耐性
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陽性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
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試験対象
対象 その他
備考 0.3% Bovine serum albumin水溶液、菌体懸濁液1 ml、ethanolの混合溶液。
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 食品加工時における食中毒原因菌の低減を目的にしている。
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 供試菌のグリセロールストックをtryptic soy brothで37℃、18?24時間培養することにより復元、その後tryptic soy agarで37℃、18?24時間培養することにより増菌。
初発の菌数 7?8 log CFU/ml
備考 各株をtryptic soy brothで35℃、24時間培養し、遠心分離後、peptone水に懸濁させる。その後、ステンレス製クリップ(20 x 20 mm)の片面に菌体懸濁液を25μl植菌し、25℃で30分間放置させることにより菌体を付着させる。
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 Ethanol処理は、菌体濃度7?8 log CFU/ml、ethanol濃度10、30、40、50%で20℃、5分間処理。紫外線照射は、260 nm光を6、96、216、360、504 mWs/cm^(2)照射。
予測D値 ---
備考 Ethanol処理後にUV照射を併用。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) Tryptic soy broth、tryptic soy agar
増菌の条件(温度・時間) 37℃ x 24時間
備考 処理済ステンレスチップをガラスビーズとともにtryptic soy broth中で撹拌して菌体を遊離させ、tryptic soy agar上に植菌し、37℃、24時間培養後にコロニー数を計測。
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出典情報
文献名 食物由来病原菌の菌数を低減させるためのethanolとUV照射の相乗効果
英文名 Synergistic Effects of Ethanol and UV Radiation To Reduce Levels of Selected Foodborne Pathogenic Bacteria
雑誌名 Journal of Food Protection Vol.73 No.3 (556-561)
掲載年 2010
著者 Ha J-H Ha S-D
発行機関 International Association for Food Protection


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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