JFIA 一般財団法人 食品産業センター
HACCP関連情報データベース

ホームへ





危害情報5246・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 培地

データ
食品における微生物汚染の実態

不十分な調理・加工は牛挽肉,発酵ソーセージ,生乳,乳製品,生鮮食品,カイワレなどの発芽製品,アップルシードルなどでO157:H7による食中毒を起こすことがある。1?100個の細胞が食物に残っていれば発症する可能性があるため,関連食品における迅速確実なO157:H7の検出法開発が必要である。

データ
汚染菌の性状

少量のストレスを受けたり,亜致死状態の菌は選択培地に植菌する前に蘇生・増菌が必要となる。選択培地の成分は蘇生・増菌には必ずしも必要ではない。

データ
危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 腸管出血性大腸菌O157
Escherichia
coli
strain No. O157:H7 (LFMFP 463)
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
データ
試験対象
対象 培地
培地名 "TSB(a)社,TSB(b)社,TSB-酵母エキス(YE)、ノボビオシン加改変TSB(mTSB+N),EC, ECred,ノボビオシン・バンコマイシン加TSB(TSB+),ノボビオシン・バンコマイシン・リファンピン加TSB(TSB++),緩衝ペプトン水(BPW),バンコマイシン加緩衝ペプトン水(BPW+V)"
備考 "培地成分の詳細:mTSB+N:10 mg/L ノボビオシン,TSB+:8mg/L ノボビオシン,16mg/L バンコマイシン,TSB++:TSB+ に2mg/L リファンピン,1mg/L K-Telluriet, 1.5 g/L 胆汁酸塩,BPW+V:8mg/L バンコマイシン。被験食品:発酵ソーセージ,生牛挽肉,生大豆もやし,生乳"
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 その他
その他の概要 ---
データ
試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 10gの発酵ソーセージ,生牛挽肉,生大豆もやし,生乳に10細胞の未処理またはストレス処理したO157を接種,それらから各種増菌培地を用い,O157を増菌し,各種検出キットで検出できるか調査した。
初発の菌数 10 cells/sample
備考 "ストレスは(1)凍結;?21℃10日間,(2)食品ストレス;pH 4.9, 13.5% NaCl中,4℃,10日,(3)酸化ストレス;750μM 過酸化水素処理,37℃,1時間. 発酵ソーセージには(2),生牛挽肉には(1),生大豆もやしは(3),生乳には(1-3)すべてと亜致死処理菌を用いた。"
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
データ
試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) "TSB(a),TSB(b),TSB-YE、mTSB+N , EC, ECred,TSB+,TSB++,BPW(BPW+V)"
増菌の条件(温度・時間) 37 ℃,4h,6,24h
備考 世代時間でlog(2)を割った値(μmax)とそれをもとに一定時間後のOD増加を評価する値(λmax),さらに増菌後のRT-PCR結果を比較して,各培地のあるストレス下に置かれた菌の増菌・検出能力の差を検証した。BPWは牛乳のBPW+Vはその他の食品に用いた。
データ
出典情報
文献名 食物中の亜致死的処理を受けた少数の腸管出血性大腸菌O157の迅速検出のための増菌条件の比較
英文名 Comparison of Enrichment Conditions for Rapid Detection of Low Numbers of Sublethally Injured Escherichia coli O157 in Food
雑誌名 Journal of Food Protection Vol.72 No.9 (1862-1868)
掲載年 2009
著者 Jasson V Rajkovic A Baert L Debevere J Uyttendaele M
発行機関 International Association for Food Protection


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

JFIA一般財団法人食品産業センター  | ご利用案内 | 免責事項 |