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危害情報5233・生物的危害 該当なし 食品 乳及び乳製品

データ
食品における微生物汚染の実態

E.sakazakiiは乳幼児、特に未熟児や免疫不全児、低体重出生児が食品から感染すると、敗血症や壊死性腸炎を発症する。本菌の感染経路は解明はされていないが、乳児用調製粉乳(PIF)を媒介した感染が有力である。

データ
防除技術と防除効果

E.sakazakiiの感染にかかわる経路は多岐に渡り、良く分かっていない。PIFの製造などでは本菌の完全な除去は難しく、常に感染リスクが想定される。発症菌数も良く分からず、温度管理や衛生管理の徹底などで予防するしかない。

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危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 該当なし
Enterobacter
sakazakii
strain No. "ATCC 29004, HT 022, HT 028"
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 腸内細菌科に属する通性嫌気性のグラム陰性桿菌である。
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試験対象
対象 食品
食品名 乳及び乳製品
備考 乳児用調製粉乳(PIF)の調乳および保存方法におけるE.sakazakiiの生残性と増殖性に及ぼす影響について検討している。
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 乳児用調製粉乳(PIF)の調乳および保存方法において、E.sakazakiiの生残性と増殖性に及ぼす影響について想定している。
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 乳児用調製粉乳(PIF)の調乳および保存方法において、E.sakazakiiの生残性と増殖性に及ぼす影響について検討した。調乳時の湯温が本菌の死滅に寄与するのか、調乳後に残存や汚染があった場合に、保存温度が本菌の増殖に与える影響を検討した。
初発の菌数 1.0 X 106-107 CFU/mL
備考 "PIFをガラス製哺乳瓶に調乳し、55, 60, 65, 70, 75, 80℃に保持し、E.sakazakiiの残存菌数を計測した。"
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 "55, 60, 65, 70, 75, 80℃の各温度で2分間保持"
そのときの菌数 1.0 X 106-107 CFU/mL
その他の殺菌条件 ---
予測D値 60℃で3.6分(ATCC株)、60℃で1.9分(HT022株)、52℃で1.6分(HT028株)
備考 "D値の測定は、PIFは60℃で保持して菌を接種し、0,2,4,6,8,10分後に試料を取り出し、氷水で急冷し、生残菌数を計測した。"
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) Tripticase Soy Btorh (TBS培地)
増菌の条件(温度・時間) 37℃で24時間
備考 2代継代
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出典情報
文献名 乳児用調製粉乳(PIF)の調乳および保存方法がEnterobacter sakazakiiの生残と増殖に及ぼす影響
英文名 Effects of the Reconstitution and Storage Conditions of Powdered Infant Formula (PIF) on the Survival and Growth of Enterobacter
雑誌名 食品衛生学雑誌 Vol.50 No.3 (109-116)
掲載年 2009
著者 荻原博和 露木朝子 古川壮一 森永康 五十君靜信
発行機関 (社)日本食品衛生学会


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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