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危害情報4319・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) 培地

データ
食品における微生物汚染の実態

ジョーンズ病感染牛14頭由来のミルクを遠心し、FPTBアッセイでファージ感染させると10頭のミルクにプラーク形成を認め、続くPCRにより平均半数のプラークに被検菌陽性のPCR産物が認められた。

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危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Mycobacterium
avium subsp. paratuberculosis
strain No. 牛由来4株
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陽性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 結核菌ファージactiphage(D29)
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試験対象
対象 培地
培地名 ミコバクチン添加Herrold卵黄培地、ファージ感染にはFPTB試薬のMedia Plusを用いた。
備考 ヒト型結核菌検出用のFPTB(FastPlaqueTB)アッセイをMycobacterium avium subsp. Paratuberculosisの検出に用いることが可能かどうか、既知の菌数を接種して調べられた。また感染牛のミルク中に本菌が検出されるか否かを調べた。
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 その他
その他の概要 Mycobacterium avium.subsp. Paratuberculosisは牛など反芻動物にジョーンズ(Johnes's)病と呼ばれる変性性消耗性感染症を起こす。またヒトのクローン病との関連も示唆されている。本菌は滅菌ミルクに生残することがある。培養に6から16週と抗酸菌中で最も長時間を要することから迅速診断法の開発を試みた。
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 Mycobacterium avium.subsp. Paratuberculosisのファージアッセイ
初発の菌数 培養被検菌1×107を10倍系列希釈した。
備考 培養被検菌をFPTB Media Plusで10倍系列希釈し、10^(8)PFUのファージ液と混合後37℃1時間感染させ、感受性のM.smegmatisと混合しプラーク数を計測した。
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 108PFUのファージ液と混合後37℃1時間感染
そのときの菌数 プラーク数は被検菌1×10^(4)以上では多数、1×102で57。
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) プラークを含む寒天をかきとり、蒸留水に浮遊させ、95℃5分処理後直ちに-20℃で冷却しPCRを行なった。
増菌の条件(温度・時間) 被検菌特異的IS900のプライマーを用い、初期変性94℃5分、その後、94℃30秒、62℃30秒、72℃1分を37サイクル、最終72℃4分のPCRを行なった。PCR産物をアガローススゲルで電気泳動し、臭化エチジウムで染色した。
備考 対象としてヒト型結核菌、BCG、M.smegmatisのDNAを用い、それぞれの細菌に特異的なPCRプライマーを用いて同様に反応させ、アガロースゲル電気泳動で異なるバンドが出ることが確認された。
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出典情報
文献名 ファージとPCRの組み合わせによるMycobacterium paratuberculosis生菌の48時間内迅速診断法の開発
英文名 Development of a New, Combined Rapid Method Using Phage and PCR for Detection and Identification of Viable Mycobacterium paratub
雑誌名 Applied and Environmental Microbiology Vol.73 No.6 (1851-1857 )
掲載年 2007
著者 Stanley E C Mole R J Smith R J Glenn S M Barer M R McGowan M Rees C E D
発行機関 The American Society for Microbiology


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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