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危害情報4242・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) 食品 乳及び乳製品

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食品における微生物汚染の実態

Enterobacter sakazakiiは非常に多くの食品,例えばチーズ,食肉,野菜,穀物,パン,ハーブ,スパイスなどであり,かなりの広範囲に渡って汚染されている.起源は不明であるが,育児用調製粉乳への汚染は,とくにエイズなどの免疫不全症候群で低体重で生まれた新生児の生命に対して重大である.

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汚染菌の性状

Enterobacter sakazakiiはグラム陰性の桿菌で,以前はEnterobacter cloacaeと呼ばれた菌で,tryptone soy agarで培養(48-72時間,25℃)すると,典型的な黄色の色素を産生することが有名である.脳症などが典型的な罹患症状だが,致死率は40-80%にも及び,非常に脅威を有する微生物である.

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Enterobacter
sakazakii
strain No. NCTC 11467(基準株)
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 同菌は1980年代まで,黄色色素を産生するEnterobacter cloacaeとして知られていた.免疫不全の新生児などの微生物脳症の原因菌である.
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試験対象
対象 食品
食品名 乳及び乳製品
備考 試験対象は,育児用調製粉乳などのinfant milk formula(IMF)である.
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 その他
その他の概要 試験の想定箇所は,育児用調製粉乳の製造後の,ミルク調製時点が該当する.
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 カチオン磁気ビーズによるEnterobacter sakazakiiの捕獲と,その後の選択培地による菌体数測定法の組み合わせ法
初発の菌数 ---
備考 "陰イオンを捕獲するためのpositively charged (cationic)paramagnetic beads (ZCCB-CAT, Matrix Microscience社製,英国)を用いて,菌体を補足した."
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) tryptic soy broth (TSB)
増菌の条件(温度・時間) 37℃,18時間,震盪培養
備考 一晩培養後,さらに二次培養を18時間した.
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出典情報
文献名 カチオン磁気ビーズ捕獲法による育児用粉ミルク中のEnterobacter sakazakiiの検出
英文名 Detection of Enterobacter sakazakii in Dried Infant Milk Formula by Cationic-Magnetic-Bead Capture
雑誌名 Applied and Environmental Microbiology Vol.72 No.9 (6325-6330 )
掲載年 2006
著者 Mullane N R Murray J Drudy D Prentice N Whyte P Wall P G Parton A Fanning S
発行機関 The American Society for Microbiology


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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