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危害情報4203・生物的危害 その他

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食品における微生物汚染の実態

食品加工施設の床の排水溝はリステリアが生育できバイオフィルムを形成して定着する。この様なリステリアが食品に混入する可能性がある。

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汚染菌の性状

冷蔵庫中の低温でも生育でき、バイオフィルムを形成する。バイオフィルム中の本菌の除去は困難である。

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防除技術と防除効果

バイオフィルム中でリステリアに対して抗菌(静菌)活性を示す二種類の乳酸菌、Lactococcus lactice C-1-92及びEnterococcus drans 152(競合排除細菌:CE)を酵素-泡系の製剤に107/mlの割合で混合したもので床を洗浄した(3週間)。この処理後1週間でリステリアは検出できなくなり、排水溝にCEがリステリアを抑えつつ定着していることが示された。

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危害の種類

生物的危害

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試験対象
対象 その他
備考 家禽工場の床面排水溝に形成されたバイオフィルム中
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 家禽工場の床面排水溝のバイオフィルムに定着したリステリアの除去
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 競合排除細菌によるリステリアの排除
初発の菌数 "(1) 3.7 log10 CFU/100cm2 (排水溝1), (2) 4.9 log10 CFU/100cm2 (排水溝3), (3) 4.1 log10 CFU/100cm2 (排水溝4), (4) 3.6 log10 CFU/100cm2 (排水溝6), (5) 7.5 log10 CFU/100cm2 (排水溝8)"
備考 洗浄前、独立した6日の平均値
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 "(1) 1.7 log10 CFU/100cm2 以下(排水溝1), (2) 2.6 log10 CFU/100cm2 (排水溝3), (3) 検出せず (排水溝4), (4) 検出せず (排水溝6), (5) 3.7 log10 CFU/100cm2 (排水溝8)"
その他の殺菌条件 2種類のCEを混ぜた洗浄剤での床面洗浄を3週間続け(備考参照)、その1週間後の各排水溝のリステリア数を測定
予測D値 ---
備考 作業後の通常の清掃後、DY-GESTという酵素系洗浄剤にLactococcus lactice C-1-92及びEnterococcus drans 152を107/mlの割合で混合し、泡立てたものを床一面に撒いた。開始週は4日連続、翌週、翌々週は週2回同様の処理を行った。排水溝のみの洗浄はしない。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ---
増菌の条件(温度・時間) ---
備考 ---
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出典情報
文献名 家禽加工プラントの床の排水管における競合排除バクテリアによるリステリア種の制御
英文名 Control of Listeria spp. by Competitive-Exclusion Bacteria in Floor Drains of a Poultry Processing Plant
雑誌名 Applied and Environmental Microbiology Vol.72 No.5 (3314-3320 )
掲載年 2006
著者 Zhao T Podtburg T C Zhao P Schmidt B E Baker D A Cords B Doyle M P
発行機関 The American Society for Microbiology


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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