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危害情報4113・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) 食品 乳及び乳製品

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食品における微生物汚染の実態

我が国にQ熱は存在しないと考えられてきたが、1988年、カナダから帰国後発症した患者からC. burnetiiを分離され、これを契機に国内でQ熱への関心が高まった。その後我が国においても患者が存在し、患者数も増加傾向にあることが分かってきた。

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汚染菌の性状

Q熱はレジオネラ目コクシエラ科のCoxiella burnetiiにより起こる人獣共通感染症で、発熱、悪寒、頭痛、肺炎などのインフルエンザ様症状を示す急性Q熱、あるいは肝炎や心内膜炎などを起こす慢性Q熱など多彩な臨床像を示す。C. burnetiiは動物細胞中でのみ増殖可能な偏性細胞内寄生性細菌であり、宿主細胞の食胞内で増殖する。

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防除技術と防除効果

米国では牛乳の殺菌温度を設定しており、63℃、30分間以上の殺菌方法を採ることとなっている。我が国においても2002年12月に「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令)の改正があり、諸外国の殺菌基準と同様C. burnetiiの殺菌温度を基に乳の殺菌基準が定められ、バッチ式で63℃、30分間以上の殺菌を行うこととなった。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Coxiella
burnetii
strain No. ---
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 ---
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 偏性細胞内寄生細菌
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試験対象
対象 食品
食品名 乳及び乳製品
備考 市販牛乳
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 小売・バックヤード
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 1999年4月から2003年12月までの間に東京都内で市販されていた牛乳244検体(1検体1本)を用いた。
初発の菌数 ---
備考 LTLT牛乳では189検体中95検体(50.3%)、HTST牛乳では27検体中16検体(59.3%)、UHT牛乳では13検休中12検体(92.3%)がPCR法でC. burnetii陽性であった。
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ---
増菌の条件(温度・時間) ---
備考 ---
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出典情報
文献名 市販牛乳のCoxiella burnetii汚染状況および鶏卵中のC. burnetii検査法の検討
英文名 Investigation of Coxiella burnetii Contamination in Commercial Milk and PCR Method for the Detection of C. burnetii in Egg
雑誌名 食品衛生学雑誌 Vol.46 No.3 (86-92)
掲載年 2005
著者 平井昭彦 金子誠二 仲真晶子 石崎直人 小田桐恵 甲斐明美 貞升健志 新開敬行 矢野一好 諸角聖
発行機関 (社)日本食品衛生学会


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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