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危害情報4094・生物的危害 腸炎ビブリオ 食品 水産加工品

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食品における微生物汚染の実態

10サンプルずつの生食用メバチマグロは1つ、カツオは0、アジは3、サクラエビは6、アマエビは5、ミルガイは10、アカガイは10、トリガイは9で腸炎ビブリオ陽性であった。一方、10サンプルづつの調理用のサバは6、アジは9、クルマエビは6、タイショウエビは3、アサリは10、ハマグリは10で腸炎ビブリオが陽性になった。

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汚染菌の性状

腸炎ビブリオは日本では主に暖かい時期(7、8、9月)に大発生する最も多い食中毒原因菌の1つである。腸炎ビブリオの病原性はよく研究されていて、tdh遺伝子にコードされている耐熱性直接溶血素は最も重要な病原因子である。

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防除技術と防除効果

この菌の感染は生のあるいは不適切に調理された海産食品あるいは海産物から汚染された食品を摂取することと最も深く関連している。腸炎ビブリオは20℃以上では急速に増殖し、食中毒を起こすために十分な量に達する。従って、海産物中の腸炎ビブリオの菌数を制御することが食中毒を防ぐためには効果的な方法であり、小売りされている海産食品の腸炎ビブリオの汚染のレベルを明らかにすることは重要である。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 腸炎ビブリオ
Vibrio
parahaemolyticus
strain No. ---
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
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試験対象
対象 食品
食品名 水産加工品
備考 小売りされている海産食品
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 小売・バックヤード
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 最確数ーPolymerase Chain Reaction(Most Probable Number-polymerase Chain Reaction:MPN-PCR)法による腸炎ビブリオと耐熱性直接溶血素遺伝子陽性菌の定量
初発の菌数 ---
備考 10サンプルづつの生食用メバチマグロ、カツオ、アジ、サクラエビ、アマエビ、ミルガイ、アカガイ、トリガイ、調理用のサバ、アジ、クルマエビ、タイショウエビ、アサリ、ハマグリを使用した。
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) アルカリーペプトン水(APW)
増菌の条件(温度・時間) 35℃×16-18時間
備考 培養後のAPW 0.5 mlを3000 g×1分間 遠心し、沈殿物を50μlの滅菌水にけんだくし、100℃で10分間加熱した。このけんだく液を3000 g×1分間 遠心しその上清をPCRに供した。
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出典情報
文献名 Most Probable Number-polymerase Chain Reaction (MPN-PCR)法 により定量を行った小売りの海産食品中の腸炎ビブリオと耐熱性直接溶血素遺伝子陽性菌のレベル
英文名 Levels of Vibrio parahaemolyticus and Thermostable Direct Hemolysin Gene-positive Organisms in Retail Seafood Determined by the
雑誌名 食品衛生学雑誌 Vol.47 No.2 (41-45)
掲載年 2006
著者 Miwa N Kashiwagi M Kawamori F Masuda T Sano Y Hiroi M Kurashige H
発行機関 (社)日本食品衛生学会


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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