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危害情報4091・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) 食品

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食品における微生物汚染の実態

Enterobacter sakazakiiはレタスや他の野菜から分離されているが、現在は新鮮農産物からの感染は報告されていない。しかし、ヒト感染に対する危険性が指摘されている。この菌が幾つかのタイプの新鮮切断農産物や果物や野菜ジュースで増殖することを観察した。

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汚染菌の性状

Enterobacter sakazakiiは早産新生児や免疫抑制患者に髄膜炎、敗血症、菌血症、壊死性腸炎を起こす食品媒介性新興感染症である。この菌は幾つかのタイプの食品や食品用植物や自然環境に見いだされてる。その発生は第一には再構成された新生児用ミルクが関与している。

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防除技術と防除効果

リンゴ、トマト、レタスの塩素、二酸化塩素、過酸化酢酸を基にした消毒剤(Tsunami 200)の1、5分の処理の効果を検討した。リンゴ上の菌数は10 μg/mlの二酸化塩素の1分の処理では菌数は2400分の1に減少し、5分の処理では5900分の1に減少した。Tsunami 200を40 μg/mlで1分間処理したところ、1万分の1以下に菌は減少した。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Enterobacter
sakazakii
strain No. "4923, A9002, 1625, 8397, LCDC 674"
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
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試験対象
対象 食品
食品名
備考 新鮮な農産物
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 小売・バックヤード
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 Enterobacter sakazakiiの農産物での保存時の生存と消毒薬での殺菌
初発の菌数 1×10^(9)/100μl
備考 菌液をリンゴ、カンタロープメロン、イチゴ、トマト、レタスの表面に滴下し、その後22±2℃で2時間乾燥させた。このサンプルを4、12、25℃で28日間まで保存し、菌数を計測した。
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 22±2℃×1または5分
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 "200 mlの滅菌蒸留水、10, 50, 100 μg/mlの塩素を含む水、10, 50, 100 μg/mlの二酸化塩素を含む水、40, 80μg/ml でTsunami 200を含む水で殺菌した。"
予測D値 ---
備考 リンゴ、トマト、レタスに菌を接触させ、リンゴとトマトは22±2℃で24時間乾燥させた。レタスは22±2℃で2時間放置し、その後4℃で22時間乾燥させた。それらのサンプルを諸毒液で処理した。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) TSANP(50μg/lのナリジキシン酸と0.1%のピルビン酸を含むトリプトソイ寒天培地)
増菌の条件(温度・時間) 37℃× 24時間
備考 ---
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出典情報
文献名 新鮮な農産物中のEnterobacter sakazakiiの生存に及ぼす温度の影響とその除去のための殺菌剤の有効性
英文名 Survival of Enterobacter sakazakii on fresh produce as affected by temperature, and effectiveness of sanitizers for its eliminat
雑誌名 International Jounal of Food Microbiology Vol.111 No.2 (134-143)
掲載年 2006
著者 Kim H Ryu J-H Beuchat L R
発行機関 The International Union of Microbiological Societies and the International Committee on Food Hygiene


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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