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危害情報4088・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 食品 清涼飲料水

データ
食品における微生物汚染の実態

果物ジュースはpHが低く有機酸の含量が高いことから、細菌による健康危害は少ないが、腸管出血性大腸菌(EHEC)O157:H7の汚染による幾つかの出血性大腸炎と尿毒症症候群の食品媒介性の大発生が報告されている。今回、市販のジュースの中の総細菌数、大腸菌群、増殖性Alicyclobacillus spp.を調べたところすべて検出されなかった。

データ
汚染菌の性状

腸管出血性大腸菌(EHEC)O157:H7は食品媒介性病原体の中でも最も重用なものの1つである。Alicyclobacillus spp.は非病原性、好温好酸性、芽胞形成グラム陽性からグラム染色不定性細菌である。Alicyclobacillusは、脂質二重膜の中にω-alicyclic脂肪酸を含むことで、低pHや高温に耐性を持っている。この菌は果物や野菜ジュース生産工場で問題となっている。

データ
危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 腸管出血性大腸菌O157
Escherichia
coli
strain No. O157:H7 ATCC35150
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
データ
試験対象
対象 食品
食品名 清涼飲料水
備考 リンゴジュース
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 ---
データ
試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 他変量解析法を組み合せたフーリエ変換赤外分光法による腸管出血性大腸菌O157:H7とAlicyclobacillus 菌株の検出と同定
初発の菌数 1.3×10^(6)CFU/ml
備考 腸管出血性大腸菌O157:H7を初発の菌数で加え37℃×24時間保温後、メンブレンフィルターで濾過して分析した。
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
データ
試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ブレインハートインフュージョン液体培地
増菌の条件(温度・時間) 37℃×24時間
備考 ---
データ
出典情報
文献名 フーリエ変換赤外分光法によるリンゴジュース中の腸管出血性大腸菌O157:H7とAlicyclobacillus菌株の検出と同定
英文名 Fourier transform infrared spectroscopy, detection and identification of Escherichia coli O157:H7 and Alicyclobacillus strains i
雑誌名 International Jounal of Food Microbiology Vol.111 No.1 (73-80)
掲載年 2006
著者 Al-Qadiri H M Lin M Cavinato A G Rasco B A
発行機関 The International Union of Microbiological Societies and the International Committee on Food Hygiene


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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