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危害情報3760・生物的危害 食品

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防除技術と防除効果

丸ごとのイチゴにリステリアを10^(8-7)および10^(5-6)接種し7日間保存すると4℃では接種菌量にかかわらず10^(2-3)/試料の減少が、24℃では大量接種で101/試料、少量接種で103/試料へ減少した。いずれの場合もカットイチゴでは菌数は不変であった。スライスイチゴを-20℃で28日保存すると10^(1.4)/試料減少したが、20%ショ糖添加では減少しなかった。

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危害の種類

生物的危害

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試験対象
対象 食品
食品名
備考 イチゴ
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 小売・バックヤード
その他の概要 イチゴを常温店頭またはイチゴスライスを冷凍保存したときのリステリアの生残
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 リステリアをイチゴに接種し、4℃、24℃、冷凍保存して残存菌数を計測。
初発の菌数 24℃:10^(7.5)/試料(大量接種)、10^(5.6)/試料(少量接種)。4℃:10^(7.7)/試料(大量接種)、10^(5.9-5.2)/試料(少量接種)。-20℃:10^(6.9)/25g。
備考 リステリア5株の培養混合液15μl(2-4滴)を丸ごとまたはカットしたイチゴに接種し、フード中で室温で1時間放置して乾燥させ、直ちにあるいはプラスチックの箱の中で4℃または24℃で保存した。また、バッグにイチゴスライス25gを入れ、20%ショ糖添加試料と無添加試料にそれぞれ15μlの菌液を加えてよく混合し、袋に平らに並べ-20℃で冷凍した。
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 "4℃×22h,1,4,7日。24℃×2,24,48h。-20℃×1,7,14,21,28日。"
そのときの菌数 4℃7日の菌数/試料:丸ごとでは大量接種で10^(5-4)、少量接種で103。カットでは大量接種で107、少量接種で105。24℃7日の菌数/試料:丸ごとでは大領接種で106、少量接種で102。カットでは大量接種で107少量接種で106。-20℃28日の菌数/25g:10^(5.5)
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 リステリア5株を接種したイチゴをプラスチックの箱の中で4℃または24℃で保存、またはリステリアを接種したイチゴスライスを-20℃で冷凍保存後、生残菌数を測定した。上記(34)は生菌数測定にトリプトースリン酸寒天を用いた時の値であるが、改良Oxford寒天培地を用いるといずれの条件でも生菌数が低く計測された。
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ピルビン酸ナトリウム(0.1%)-ナリジクス酸(50μg/ml)添加トリプトース燐酸寒天培地(TPAPN)およびナリジクス酸(50μg/ml)添加改良Oxford寒天培地(MOXN)
増菌の条件(温度・時間) 37℃×48h
備考 試料を0.1M燐酸緩衝液を含むストマッカーバッグに入れ90秒間潰し、0.1%ペプトン水で希釈後、ナリジクス酸添加TPAPNおよびMOXNに塗布し生菌数を計測した。上記(34)は生菌数測定にトリプトースリン酸寒天を用いた時の値であるが、改良Oxford寒天培地を用いるといずれの条件でも生菌数が低く計測された。
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出典情報
文献名 新鮮および冷凍イチゴに付着したリステリアの生残
英文名 Survival of Listeria monocytogenes on fresh and frozen strawberries
雑誌名 International Jounal of Food Microbiology Vol.101 No.3 (255-262)
掲載年 2005
著者 Flessa S Lusk D M Harris L J
発行機関 The International Union of Microbiological Societies and the International Committee on Food Microbiology and Hygiene


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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