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危害情報3667・生物的危害 ブドウ球菌 食品 乳及び乳製品

データ
食品における微生物汚染の実態

2000年の大阪における雪印乳業の大規模食中毒では、1万人以上の患者を出した。その原因菌は黄色ブドウ球菌であった。この場合、少量のSEAとその遺伝子であるseaが検出された。アメリカでのチョコレートミルクでの同様なSEAが原因の発症例では、もう少しトキシン量が多かったので、本事例も他の要因があるのではないかと考えられた。

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汚染菌の性状

"黄色ブドウ球菌が産生する毒素タンパク質には、エンテロトキシンA(SEA)に加えて、SEB, SEC, SED, SEE, SEG, SHE, SEJ, SEK, SEL, SEM, SEN, SEOなどが知られている。食品からの検出は前5者が多く、検出キットも販売されている。"

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 ブドウ球菌
Staphylococcus
aureus
strain No. ---
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陽性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
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試験対象
対象 食品
食品名 乳及び乳製品
備考 本文献の対象は、2000年に大阪の雪印乳業で発生した再構成ミルク(加工乳)の原材料の脱脂粉乳に混入していた、黄色ブドウ球菌(SA)が産生した毒素タンパク質
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 原料調達
その他の概要 停電によりチルド状態から急激に温度上昇した貯乳タンクにおける、黄色ブドウ球菌の増菌状態が想定される。
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 PCR法による毒素タンパク質遺伝子の検出
初発の菌数 ---
備考 "食中毒の原因となった脱脂乳よりDNAキットでDNAを抽出し、PCR法で毒素タンパク質をコードする遺伝子(sea, seb, sec, sed, see, seg, she, sei)の検出を行った。"
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ---
増菌の条件(温度・時間) ---
備考 サンプルである脱脂乳からは生菌は検出されていないので、増菌は実施していない。
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出典情報
文献名 少量のブドウ球菌エンテロトキシンAとHが原因の大規模な食中毒
英文名 Mass Outbreak of Food Poisoning Disease Caused by Small Amounts of Staphylococcal Enterotoxins A and H
雑誌名 Applied and Environmental Microbiology Vol.71 No.5 (2793-2795)
掲載年 2005
著者 Ikeda T Tamate N Yamaguchi K Makino S
発行機関 The American Society for Microbiology


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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