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危害情報3663・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) その他

データ
食品における微生物汚染の実態

Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis は生態系の環境に広く分布しており、鳥や動物そしてヒトまで広範囲である。日和見菌であり、免疫機能が低下すると感染症を起こす。市販の殺菌乳の1.6-2.0%から検出され、ヒトへの感染ルートはこれであろう。

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汚染菌の性状

生育は究めて緩慢であり、通常8〜11ヶ月の特殊培地上で達成される。より優れた培地が開発されれば、より迅速にコロニーを確認できることが期待される。

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危害の種類

生物的危害

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菌種
菌の俗称 その他(エルシニア、リステリア等を含む)
Mycobacterium
avium subsp. paratuberculosis
strain No. ATCC 25291
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陽性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 同菌は、M. avium複合体の一部である。本菌は、ヒトや動物や鳥など環境に広く分布している。日和見感染菌である。最近では、本菌はクローン病などの腸管炎症の原因菌と考えられている。また、殺菌牛乳の1.6-2.8%で検出され、ヒトへの感染ルートはここからと考えられる。
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試験対象
対象 その他
備考 本文献の試験対象は、2001年から2002年にかけ、英国Cardiff市を貫流するTaff川で毎週2回ずつ採取した「河川水」である。
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 ---
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 ISO900 PCR法(リアルタイム法)
初発の菌数 ---
備考 IS900に則ったリアルタイムPCR法で、プライマーを用いてDNA領域を増幅し、シーケンシングにより菌種を確認する
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) 膜処理による濃縮(tangential flow filtration:TFFによる)後のHerrod's 卵黄培地(HEYM)での培養
増菌の条件(温度・時間) 37℃で16ヶ月
備考 河川水のTFF濃縮で得られた100μlの試料は、河川水10リッター分に相当する。本菌の増殖は究めて遅い様であり、文献中のカラー写真では典型的なコロニーは8〜11ヶ月程度経過しないと確認できないようである。典型的なコロニーは、波形状である。
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出典情報
文献名 英国サウスウェールズのタフ川集水域と河川水中のマイクロバクテリウムアビウム亜種 paratuberculosisの存在と、カーディフ市におけるクローン病の高発生地域との潜在的な関係
英文名 Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis in the Catchment Area and Water of the River Taff in South Wales, United Kingdom, an
雑誌名 Applied and Environmental Microbiology Vol.71 No.4 (2130-2139)
掲載年 2005
著者 Pickup R W Rhodes G Arnott S Sidi-Boumedine K Bull T J Weightman A Hurley M Hermon-Taylor J
発行機関 The American Society for Microbiology


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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