JFIA 一般財団法人 食品産業センター
HACCP関連情報データベース

ホームへ





危害情報3494・生物的危害 腸炎ビブリオ 培地

データ
食品における微生物汚染の実態

腸炎ビブリオ食中毒は主に魚介類の喫食が原因とされている. 腸炎ビブリオ食中毒の予防対策を講ずるには, 最近急増している新しい血清型O3:K6についてのデータが必要である。 しかし, 現在血清型O3:K6の検出分布データや疫学データは提出されつつあるが, 魚介類毎の本菌の増殖しやすさの程度に関するデータについてはまだ十分に報告されていない。

データ
汚染菌の性状

10℃では、O3:K6・TDH陽性株についてはすべての供試株で増殖が認められたが、O3:K6以外の血清型・TDH陰性株(食品由来)は10日間で増殖が確認されない株が半数あり、相対的にO3:K6株は低温領域で増殖しやすいことが示唆された。

データ
防除技術と防除効果

低温域においては、近年世界的に流行を見せているO3:K6・TDH陽性株の増殖特性がO3:K6・TDH陰性株や非O3:K6株に比べてやや強い傾向が示された。このことから、O3:K6については、特に低温域(10℃以下)では、その他の株と区別して、増殖の危険性を評価し、その対策を進める必要があると示唆された。

データ
危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 腸炎ビブリオ
Vibrio
parahaemolyticus
strain No. O3K6
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 ---
データ
試験対象
対象 培地
培地名 TSB
備考
データ
試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 ---
データ
試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 食中毒患者由来のV. parahaemolyticus O3:K6・TDH陽性株20株、環境由来のO3:K6・TDH陰性株3株、および環境由来のO3:K6以外の血清型・TDH陰性株17株の計40株を使用した。測定条件として、温度3区分[5, 10, 15℃(NaCl 3.0%, pH 7.2条件下)]における経時的な増殖データを出した。
初発の菌数 TSB培地で30℃、一晩静置培養した定常期の供試菌の前培養液(8〜9 Log cfu/mL)
備考 前培養液を、OD660=0.005〜0.025(6.4〜6.5 Log cfu/mL)になるように、各温度条件に調製した6mL TSB培地[L字型試験管 TN-5L(Advantec)を使用]に接種した。
データ
試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
データ
試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) ---
増菌の条件(温度・時間) ---
備考 ---
データ
出典情報
文献名 腸炎ビブリオ血清型O3:K6株の増殖基礎データ構築ーー低温におけるデータ
英文名 ---
雑誌名 平成17年度病原微生物データ分析実験作業成果報告書 (2013/01/07)
掲載年 2006
著者 木村 凡、藤井建夫
発行機関 HACCP関連情報データベース内の『最新分析実験の紹介』ページに報告書を掲載


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

JFIA一般財団法人食品産業センター  | ご利用案内 | 免責事項 |