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危害情報3265・生物的危害 腸炎ビブリオ 緩衝液

データ
食品における微生物汚染の実態

腸炎ビブリオはグラム陰性菌で沿岸海域に分布しており、海産物に起因する食中毒菌である。本菌は海洋細菌であるため、陸揚げ後の水産物の陸上加工過程で、飢餓やストレスにさらされることが多いと考えられる。

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汚染菌の性状

飢餓状態に置かれた細胞の生理状態(疎水性による細胞接着およびマウス毒性の低下)は通常培地にもどして1時間経過すると、通常の生理状態に戻った。

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防除技術と防除効果

本研究は腸炎ビブリオの飢餓環境下での生理状態や病原性についての予備的な調査結果を報告したものであるが、現段階でこの論文の知見のみでは、実際の危害防除に直結するものは少ない。

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危害の種類

生物的危害

データ
菌種
菌の俗称 腸炎ビブリオ
Vibrio
parahaemolyticus
strain No. ST550
栄養細胞・胞子の別 栄養細胞
グラム分類 陰性
好気性・嫌気性 好気性菌
最適生育温度 中温菌
酵素名 ---
備考 通性嫌気性菌
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試験対象
対象 緩衝液
緩衝液 森田の無機塩溶液(3%食塩、もしくは0.5%食塩添加)
備考 ---
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試験の想定箇所
試験の想定箇所 加工・調理時
その他の概要 ---
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試験条件とデータ(初発・生菌)
試験方法 ---
初発の菌数 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(殺菌)
殺菌温度と殺菌時間 ---
そのときの菌数 ---
その他の殺菌条件 ---
予測D値 ---
備考 ---
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試験条件とデータ(増菌)
増菌の条件(培地名) 腸炎ビブリオを人工緩衝液で飢餓状態にし、細胞培養やマウスアッセイで病原性を試験した。また生理状態も調べた。
増菌の条件(温度・時間) ---
備考 飢餓状態に置かれた細胞は細胞同士の接着性を増した(おそらく細胞表層が疎水性になったためと考えられる)。しかし病原性は対数期の細胞に比べて低下した。
データ
出典情報
文献名 飢餓状態の腸炎ビブリオ菌の疎水性、細胞粘着性、細胞毒性、そして腸管毒産生性
英文名 Hydrophobicity, Cell Adherence, Cytotoxicity, and Enterotoxigenicity of Starved Vibrio parahaemolyticus
雑誌名 Journal of Food Protection Vol.68 No.1 (154-156)
掲載年 2005
著者 Wong H-C Chang C-N
発行機関 International Association for Food Protection


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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