JFIA 一般財団法人 食品産業センター
HACCP関連情報データベース

ホームへ





特集:食品産業におけるオゾンの利用 オゾンと細菌類との基礎反応

データ
文献番号 951
文献名 特集:食品産業におけるオゾンの利用 オゾンと細菌類との基礎反応
英文名 ---
雑誌名 フードケミカル Vol.5 No.8 (80‐87)
掲載年 1989
著者 神力就子
発行機関 食品化学新聞社
概要

オゾンと核酸との反応を著者らの研究を中心に紹介。更にオゾンによる酵素の変性,細胞膜の損傷に関する文献を解説。まず,オゾンはチミン,グアニン塩基とイオン的に反応し,放射線とは異なる反応様式をとることが予測された。tRNAのオゾン処理ではグアニン塩基に相当数の分解が生じたが,ヌクレオチド鎖は切断されなかった。同様のことは仔ウシ胸腺由来のDNAについても示唆された。しかし,スーパーコイル構造を持つpBR322DNAはオゾンによる鎖切断に対して感受性が高かった。一方,pBR322を持つ大腸菌をオゾン処理したところ

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

オゾンは高い酸化還元電位に基づく酸化作用による殺菌作用が知られており、ヨーロッパでは水道水の殺菌に使用されてきた。ここではオゾン殺菌の機構、特にオゾンの核酸への影響、オゾンによるウィルス不活性化の機構の解析について紹介した。オゾンはDNA鎖切断する事が知られているが、筆者らは鎖切断に先んじて塩基の破壊が起こる事を明らかにした。オゾンと細菌の反応に関してはオゾンが細胞膜タンパク質やリン脂質と反応して破壊し、その結果細胞溶解が起こる事が知られているが、筆者らは細菌膜の破壊より先にプラスミドDNA切断が起こる事を証明し、染色体DNAも同様の破壊を起こすであろうと類推した。ウィルスのオゾンによる不活化機構に関しても、タンパク質外被の損傷と内部の核酸の損傷が報告されてきたが、タバコモザイクウィルスを用いた筆者らの研究で、まずRNA塩基の損傷が起こり、結果的にタンパク質外被の損傷が起こる事を示した。

危害情報 危害情報277・生物的危害 その他(エルシニア、リステリア等を含む) その他


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

JFIA一般財団法人食品産業センター  | ご利用案内 | 免責事項 |