JFIA 一般財団法人 食品産業センター
HACCP関連情報データベース

ホームへ





昆虫や物理的なダメージの、収穫前のレタスの葉表面に付着した大腸菌O157:H7が葉の内部に移行に対する影響

データ
文献番号 6549
文献名 昆虫や物理的なダメージの、収穫前のレタスの葉表面に付着した大腸菌O157:H7が葉の内部に移行に対する影響
英文名 Preharvest Internalization of Escherichia coli O157:H7 into Lettuce Leaves, as Affected by Insect and Physical Damage
雑誌名 Journal of Food Protection Vol.73 No.10 (1809-1816)
掲載年 2010
著者 Erickson, Marilyn C.; Liao, Jean; Payton, Alison S.; Riley, David G.; Webb, Cathy C.; Davey, Lindsey E.; Kimbrel, Sophia; Ma, Li
発行機関 International Association for Food Protection
概要

レタスとホウレンソウの葉の表面に接種したO157:H7の植物体内移行は、葉の物理的損傷や害虫の存在で減少した。レタス葉でのO157:H7の植物体内部への移行は葉あたりの植菌量4.4 log CFUを超える、実際にはあり得ない混入量でのみ検出された。これは植物の防御反応が関与していると考えられる。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

植物害虫が葉表面に存在する病原体が植物体内への移行に関与するかは知られていない。レタスとホウレンソウの葉の表面に接種したO157:H7の植物体内移行と傷あるいは害虫との関係を解析した。レタス葉でのO157:H7の植物体内部への移行は葉あたりの植菌量6.4 log CFUという高濃度では見られたが、4.4 log CFUでは見られなかった。ホウレンソウの葉で菌を表側に塗ったときより裏側に塗った方が内部移行は有意に大きかった。O157:H7の接種前にレタスの葉を昆虫(イラクサキンウワバ、アザミウマ類、アブラムシ)に18 時間程度さらした場合、約2週後の全体菌数および内部移行菌数は昆虫にさらされない葉と比較して減少した。やすりによる葉表面の物理的損傷でも、2週間後に非損傷葉と比較して全体菌数および内部移行菌数は有意に減少した。これは植物の防御反応が関与していると考えられる。

危害情報 危害情報5494・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 食品


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

JFIA一般財団法人食品産業センター  | ご利用案内 | 免責事項 |