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ステンレス表層上における大腸菌の接着と再剥離の挙動

データ
文献番号 6513
文献名 ステンレス表層上における大腸菌の接着と再剥離の挙動
英文名 Adhesion behavior and removability of Escherichia coli on stainless steel surface
雑誌名 Food Control Vol.21 No.4 (573-578)
掲載年 2010
著者 Melba Padua Ortega, Tomoaki Hagiwara, Hisahiko Watanabe, Takaharu Sakiyama
発行機関 Concepción Vidal-Valverde
概要

調理時における微生物の接着挙動に着目した本文献では、大腸菌液の濃度、懸濁または除菌する溶媒、菌液を塗布するステンレス表層の粗さを変化させて、それぞれの観点から接着菌数を比較した。結果として、懸濁する溶媒以外の要因は、大腸菌の挙動に影響を及ぼすことが明らかとなった。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

ステンレス表層における大腸菌の接着は、早期段階で進行することが明らかとなった。この結果は、早めの除菌がバイオフィルム生成を防止するため、衛生管理で重要となることを示唆する。次に、懸濁溶媒中における有機成分の違いが接触菌数に与える影響は小さいが、再剥離するための除菌液には蒸留水が有効であることが明らかとなった。この要因としては、大腸菌の細胞表面と有機成分の相互作用が関与していると考えられ、菌種によって除菌する溶液を考慮する必要があると考えられる。最後に、表層の厚さの違いは再剥離に影響を与えることが明らかとなった。この結果は、ステンレス表層を少なくとも0.14μm未満の粗さにすることで菌の接触を軽減できることを示唆する。

危害情報 危害情報5452・生物的危害 病原大腸菌 その他


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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