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スキムミルクパウダーで作られた加工乳におけるブドウ球菌食中毒のリスク推定

データ
文献番号 6044
文献名 スキムミルクパウダーで作られた加工乳におけるブドウ球菌食中毒のリスク推定
英文名 Risk evaluation for staphylococcal food poisoning in processed milk produced with skim milk powder
雑誌名 International Journal of Food Microbiology Vol.115 No.1 (29-34 )
掲載年 2007
著者 Soejima T Nagao E Yano Y Yamagata H Kagi H Shinagawa K
発行機関 The International Union of Microbiological Societies and the International Committee on Food Microbiology and Hygiene
概要

製造中回収タンク中でスキムミルク濃縮液が不適当な温度で保存された場合の黄色ブドウ球菌増殖とエンテロトキシンA産生を調べた。各種濃度の乳固形分に調整したスキムミルク濃縮液に本菌を接種し、静置および振とう培養した。その結果、35℃で振とう培養した場合、有意に本菌の増殖と毒素産生が認められた。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

原料乳からスキムミルクを製造する各工程で乳は濃縮物として残り、それらの乳は回収され、最終的に原料乳にある比率で戻される。そのため、これらの各工程で生じた濃縮物が不適当な温度下で保存されると、その中に黄色ブドウ球菌が存在していた場合、増殖してエンテロトキシンを産生する可能性がある。この理由から、本論文では濃縮物への接種実験を行った。本毒素は加工乳の殺菌温度条件では失活しないため、殺菌工程(CCP)で適正な加熱処理が行われていても、もし存在していれば残存する可能性がある。そのため、原料乳および回収濃縮物の、毒素を産生させないための低温温度管理は非常に重要である。

危害情報 危害情報4363・生物的危害 ブドウ球菌 食品 乳及び乳製品


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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