JFIA 一般財団法人 食品産業センター
HACCP関連情報データベース

ホームへ





バイオフィルムにおいてキレート剤で誘導された緑膿菌細胞の分散と死滅

データ
文献番号 5940
文献名 バイオフィルムにおいてキレート剤で誘導された緑膿菌細胞の分散と死滅
英文名 Chelator-Induced Dispersal and Killing of Pseudomonas aeruginosa Cells in a Biofilm
雑誌名 Applied and Environmental Microbiology Vol.72 No.3 (2064-2069 )
掲載年 2006
著者 Banin E Brady K M Greenberg E P
発行機関 The American Society for Microbiology
概要

EDTAは緑膿菌バイオフィルムの強い破壊剤であり、Tris緩衝液内では、緑膿菌バイオフィルムに対してEDTAはゲンタマイシンの千倍高活性だった。EDTAはバイオフィルムから緑膿菌を分散させ、バイオフィルム内の菌を殺傷していた。マグネシウム、カルシウムおよび鉄がEDTAの効果を阻害した。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

バイオフィルム内の細菌は遊離の細菌よりも免疫系や抗生物質に対して耐性であるため、バイオフィルムが関与する感染症は持続性で、再発が発生しやすい。キレート剤であるEDTAは黄色ブドウ球菌などのグラム陽性菌に対し阻害作用を持つ。またEDTAは緑膿菌のようなプロテオバクテリアのプランクトン様細胞の殺傷作用も持つ。本研究ではEDTAが緑膿菌バイオフィルムの強い破壊剤であることを明らかにした。Tris緩衝液内では、緑膿菌バイオフィルムに対してEDTAはゲンタマイシンの1000倍高活性だった。両者を併用するとバイオフィルムの細胞が完全に死滅した。時間分解共焦点レーザ走査顕微鏡解析では、EDTAはバイオフィルムから緑膿菌を分散させ、バイオフィルム内のマッシュルーム様構造内の細菌を殺傷していた。マグネシウム、カルシウムおよび鉄がEDTAの効果を阻害した。

危害情報 危害情報4192・生物的危害 該当なし その他


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

JFIA一般財団法人食品産業センター  | ご利用案内 | 免責事項 |