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乳牛に濃縮したエサを投与した時に牛乳にでてくるアクリルアミドの量

データ
文献番号 5279
文献名 乳牛に濃縮したエサを投与した時に牛乳にでてくるアクリルアミドの量
英文名 Acrylamide–occurrence in mixed concentrate feed for dairy cows and carry-over into milk
雑誌名 Food Additives and Contaminants Vol.22 No.3 (210-213)
掲載年 2005
著者 Pabst K Mathar W Palavinskas R et al
発行機関 Taylor & Francis
概要

この報告では、油かすなどの濃縮飼料を牛に投与したとき、牛乳に出てくるアクリルアミドの量が調べられた。牛に直接、アクリルアミドを投与した実験から、牛乳への持ち越しが0.24%と計算された。この値から計算すると、ほぼ0.2μg/kgのアクリルアミドがミルクに持ち越される計算となる。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

アスパラギンと還元糖を加熱するとアクリルアミドが生成する。特に、動物の飼料は油かすのような濃縮飼料を用いる場合が多いが、これらはオイル、デンプン、アミノ酸を豊富に含み、またこれらが作製される過程で加熱処理を施される場合が多い。そのときにアクリルアミドが生成することは十分に考えられる。市販されている飼料について、今回測定したアクリルアミドの濃度は140-180μg/kgであった。1.5 gのアクリルアミドを牛に投与すると、牛乳に平均で175 μg/kgが分泌された。この結果から、上記アクリルアミド含量の濃縮飼料を牛が毎日食べると、牛乳の中には0.2μg/kgのアクリルアミドが分泌される計算となる。この量は、現実的にはほとんどバックグランドに近い量で、問題にならない量である。

危害情報 危害情報3106・化学的危害


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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