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キトサンは細胞膜の損傷により細菌を死滅させる

データ
文献番号 5171
文献名 キトサンは細胞膜の損傷により細菌を死滅させる
英文名 Chitosan kills bacteria through cell membrane damage
雑誌名 International Journal of Food Microbiology Vol.95 No.2 (147-155)
掲載年 2004
著者 Liu H Du Y Wang X Sun L
発行機関 The International Union of Microbiological Societies (IUMS) and the International Committee on Food Microbiology and Hygiene(ICF
概要

キトサン酢酸塩の大腸菌、ブドウ球菌に対する殺菌効果の評価とその作用機作を検討した。0.5%キトサン酢酸塩処理で、5分間で10^(1)の大腸菌、ブドウ球菌を減らした。大腸菌は120分で死滅した。ブドウ球菌は最初の減少は大きかったがそれ以上は減らなかった。細胞膜を破壊することで殺菌効果を発揮していた。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

キトサン酢酸塩の大腸菌、ブドウ球菌に対する殺菌効果の評価とその作用機作を検討した。0.5%キトサン酢酸塩処理で、5分間で10^(1)の大腸菌、ブドウ球菌を減らした。大腸菌は120分で死滅した。ブドウ球菌は最初の減少は大きかったがそれ以上は減らなかった。電子顕微鏡や細胞膜の蛍光物質の変化、細胞室内のβ−ガラクトシダーゼ活性の漏出などの試験から、キトサンは微生物の細胞膜を破壊することで殺菌効果を発揮することが明らかとなった。また合成リン脂質膜を用いた研究により、細胞膜のリン脂質のリン酸基とキトサン酢酸塩のアンモニア基との間の静電相互作用によって、細胞膜破壊が引き起こされると考えられた。

危害情報 危害情報2981・生物的危害 指標菌としての大腸菌(大腸菌群含む) 培地
危害情報2982・生物的危害 ブドウ球菌 培地


(注)本サイトは情報紹介を目的としておりますので、詳細につきましては原本や発行機関等でお調べください。

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