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酸素濃度とは無関係に大腸菌O157:H7の熱抵抗性計測に及ぼす酸化還元電位の影響

データ
文献番号 5152
文献名 酸素濃度とは無関係に大腸菌O157:H7の熱抵抗性計測に及ぼす酸化還元電位の影響
英文名 Redox potential affects the measured heat resistance of Escherichia coli O157:H7 independently of oxygen concentration
雑誌名 Lett Appl Microbiol Vol.27 No.6 (313-317)
掲載年 1998
著者 George, S.M., Peck, M.W.
発行機関 The society for applied bacteriology
概要

大腸菌O157:H7を以下の4種類の培地中で加熱処理し、耐熱性を計測した。(1)低酸化還元電位の嫌気性培地、(2)酸化還元電位を上げるための酸化剤を添加した嫌気性培地、(3)高酸化還元電位の好気性培地、(4)酸化還元電位を下げるための還元剤を添加した好気性培地。嫌気、水素とcysteine HClの存在下で、菌の熱抵抗性は最大となった。

データ
HACCP手法の観点からみた本文献の概要

大腸菌O157:H7を以下の4種類の培地中で加熱処理し、計測した。(1)低酸化還元電位の嫌気性培地、(2)酸化還元電位を上げるための酸化剤(フェリシアン化カリウム、2,6-ジクロロインドフェノール)を添加した嫌気性培地、(3)高酸化還元電位の好気性培地、(4)酸化還元電位を下げるための還元剤(dithiothreitol)を添加した好気性培地。菌の熱抵抗性は、(1)>(4)>(3)≧(2)となった。また、59℃5分間加熱処理直後の菌の回収を低酸化還元電位嫌気性培地と高酸化還元電位培地で行ったところ、後者は前者よりも3-4 log減少した。同じ加熱処理→30℃6時間培養後、損傷菌は高酸化還元電位嫌気性培地でも生育できる能力を回復した。加熱処理を受けた大腸菌O157:H7は、大部分半致死的加熱損傷を受け、高酸化還元電位培地で生育不可能であった。損傷菌は酸素そのものよりもむしろ、酸素消費により生成される高い反応性を持つ副産物に感受性であると考えられる。

危害情報 危害情報2923・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 培地
危害情報2924・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 培地
危害情報2925・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 培地
危害情報2926・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 培地
危害情報2927・生物的危害 腸管出血性大腸菌O157 培地


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